世の中にはいろんなエネルギーが存在していますが、それらのエネルギーは大きく2種類に分類する事が出来ます。
それは、「パワー」と呼ばれるエネルギーと「フォース」と呼ばれる力です。
パワーとは、例えば大好きな歌手のライブがあるとき、行きたいと思うものです。
ライブを見に行くとなれば、楽しみでワクワクするでしょう。
そこへ集まったファンはみんなこの「パワー」という力によって引き寄せられているのです。
「楽しい」「嬉しい」「喜び」「綺麗」「受容」「勇気」など、ポジティブな言葉はみなこの力に属しています。
フォースとは、例えば学校の朝礼のように「義務や命令によって動かす力」の性質を持っています。
誰もワクワクなんてしませんし、嫌がる人だっていることでしょう。楽しくないから。
また、「恥」「嫌い」「要求」「無関心」「恐怖」など、ネガティブな言葉はこの「フォース」と呼ばれる力に属します。
また、良いイメージとしてとらえられそうな「プライド」という言葉も、実はこの「フォース」に属しています。
パワーの力は、周囲にエネルギーを与え続ける性質を持っており、フォースの力は周囲からエネルギーを奪う性質を持っています。
世の中で成功するには、このパワーと呼ばれる力をうまく使いこなすことがカギとなってきます。
自立してる人や、出世する人の多くは「パワー」に分類されます。一方、他人に頼って生きてる人や、他人を非難ばかりしてるような人は「フォース」に分類されます。
パワーとフォースの力量関係でいえば、フォースは決してパワーに勝つことはできません。
フォースは周りから奪うものがなくなってしまうと消滅してしまいますが、パワーは何もせずとも常にエネルギーを発し続けており、エネルギーがなくなることはありません。
有名人を例に挙げると、武力を駆使しユダヤ人大量虐殺したことで有名なドイツの「アドルフ・ヒトラー」はフォースに分類されます。
武器を持たず、非暴力、非服従を貫き通し戦争に勝利に導いたインドの「マハトマ・ガンジー」はパワーに分類されます。
この違いはどこから生じるのかというと、思考です。
思考が物事の選択に影響を与えますが、パワーを選択する性格なのか、フォースを選択する性格なのか。そこに注目して普段接する人を見てみましょう。
その人が人生成功するか、しないかは一発で見分けることができるようになります。
面接で新人社員を雇う際、パワーに属している人を雇うと会社はうまくいきますが、フォースに属している人を雇うと会社は失敗へ向かっていきます。
パワーとフォースについてもっと詳しく知りたい方は、デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーかフォースか」という本を読んでみることをお勧めします。
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