昨日記事でも名前を出させてもらったイチロー選手。今ピート.ローズさんの安打記録に到達するのかが注目されていますよね。
(イチロー選手は日米通算での安打数なので参考記録になります(>.<)参考記録ではなく正式な記録でいいのではないかと個人的には思います。)
今日はそのピート.ローズさんの事を少しご紹介したいと思います。

どんな時でも常に全力プレイするローズ選手を人々は『チャーリー.ハッスル』と呼んでいました。
1963年にメジャーに昇格し、その年に170安打を放ち新人王を獲得します。
1970年代「ビッグ・レッドマシン」と恐れられたレッズの1番打者として、その後も首位打者3回、MVP1回を獲得。
さらに外野手(レフト・ライト)として1327試合、ファーストで939試合、サードで634試合、セカンドで628試合と、異なる5つのポジションで500試合以上出場と、次々とメジャー史上にその名を残していきました。
これもすごい事ですよね。
レベルの高いMLBで5つのポジションって…(^_^;)
1978年には1941年にジョー・ディマジオが記録した56試合連続安打に次ぐ、44試合連続安打を記録します。
その年には史上最年少38歳で3000本安打も達成しました。
1979年にFAを取得し、フィラデルフィア・フィリーズに移籍しました。
翌年の1980年にはフィラデルフィア・フィリーズのチーム史上初のワールドチャンピオンに大きく貢献。
その後モントリオール・エクスポズを経て、1985年に古巣レッズに選手兼監督として迎えられました。
この年のファンの注目は、不滅の記録と言われたタイ・カッブの持つ「4191安打」の記録をいつ破るのか。
その一点でした。
そして遂に1985年9月11日のサンディエゴ・パドレス戦で「4192安打」を放ち、不滅と言われたメジャー記録を塗り替えたのです。
(後にタイ・カッブの記録は「4189安打」に訂正された事から、実際の記録更新日は違う事となりました。)
翌1986年にメジャー記録を「4256安打」にまで伸ばし、「3562試合出場」「14053打数」の3つメジャー記録を残し、45歳でバットを置きました。
その後は監督に専念しましたが、1989年に野球賭博に手を出したとして、永久追放となってしまいました。
ローズは懸命に潔白を訴えました。
しかし自チームを対象に野球賭博をしていたらしく、全部自チームの勝ちに賭けていたそうです。
この点からみても八百長ではないかもしれません。
復権への運動も行われようとしています。
ピート・ローズが復権し、殿堂入りする日は来るのでしょうか。
個人的には復権し、殿堂入りしてほしいと願っております。