ごきげんよう、まんきんたんです。
今朝も寝覚めが良く、体調はバッチリです
目が開いてすぐ、ここが病室であることは認識できたんだけど、いつもの感覚だと真夜中なんだよね。
21時に消灯と同時に眠りに就いたから、たぶんまだ0時か1時ごろかなと思ったんだ。
ヤバいなぁ、こりゃあ朝まで眠れそうにないぞ!と思ってスマホを見たら、なんと朝の6時じゃないですか!!!😦
ウソっ!熟睡してるじゃん!
昨日も何も激しい運動はしていないし、やったことといえば同じ階にあるコインランドリーまで3、4回往復したぐらいで、特に疲れるようなことはしていない。
なのに、こんなにもぐっすり眠れるなんて😯どうしてだろう。
ベッドは硬いし、空調は少し寒いくらいだし、患者さんのうめき声は気になるしで、とても快適とは言えない環境なのに…。
一度もトイレに起きることもなく、朝まで眠れるなんて、どういうこと?😵💫
まぁ、それはいいとして、大きな誤解があったので訂正しておかねばなりません。
ここの看護婦さんは、「怖い」と悪いように書いてしまったけど、しばらく入院してその理由がわかってきたんだ。
それは、患者であるじいさんの方にも非があるということ。
いや、むしろ怒らせるじいさんの方が悪いかもしれないんだな。
同部屋の2人のじいさん、どっちもどっちだけど、ひどく叱責されていたじいさん、ナースコールボタンを押し過ぎ
もしかしたらこのじいさん、痴呆なのかもしれないと思ってしまうくらいだ。
ボタンを押しておきながら、看護婦が駆けつけると、「間違えた」とか「押してみただけ」とか言ってとぼける。
それでさんざん怒られたら、今度は「便が出た」と。
看護婦さんが確認すると、出ていない。
「何も出てません、綺麗ですよ」と言うと、「そうですか、おかしいなー」。
「おかしいなー」はこっちですよ。ちゃんと出てから呼んでくださいね。
これがだいたい1時間起きぐらいに繰り返されるのです。
淋しくて相手をしてほしいだけなのか、本当に病気でおかしくなっているのかはわからないけど、これじゃあ看護婦さんが大声で言い聞かせるのも無理はない。
昨日、一度だけそのじいさんがナースコールを押した時、たまたまお医者さんが駆けつけて来たんですよ。
「どうされました?」
すると、じいさん、動揺したのか、とっさに「家族に居場所を伝えんといかん」と訳のわからない事を
言って誤魔化したのです。
もしかしたら本当にそう思って押したのかもしれないし、真相は謎ですが、困ったものです。
さて、もう一人の困ったじいさん。
こちらは可愛らしいもんです。
この病室は脳に障害のある方が集まってるらしく、食事の時は30分以上前から上体を起こして、頭を慣れさせないといけないのですね。
つまり、「お食事の時間ですよ~、準備しますね」と言われてから約30分後にご飯が運ばれて来るのです。
たいていの人は「えーっ、もうご飯ですかー」となるのですが、隣のじいさん、食欲旺盛らしく、ずっと腹減った、腹減ったと呟いてるんだ。
そして昨日の事ですよ、待機中もぶつぶつ言っていたんだけど、食事が運ばれて来た途端「遅い! いつまで待たせるんだ!30分は待ったぞ!」と配膳の人を怒鳴りつけたのです。
30分くらいは待機して体勢に慣れなければいけないものですからと、説明しながらも「すみません」と謝り続ける配膳のおばちゃん。
すると、怒り心頭のじいさん、「もういらん!」「気分が悪いから下げてくれ」と言い出した。
あちゃー、いい歳こいて意地張ってるよ。子供みたいに。
配膳の人も慣れた風で、「そんな事言わずに食べてくださいよ。置いておきますね、今日もすごく美味しそうですよ」と立ち去った。
その後、すぐにガツガツ掻き込む音がしたのは言うまでもない。
こんなじいさんになってはいけないなーと、思わせる出来事ばかり繰り広げられるので退屈はしませんね。
さて、脳出血の割には回復が早く、先生から退院して自宅療養のほうがいいかもしれないと言われました。
早ければ来週にも退院出来るかもしれません。
その間、血圧を下げて駆け足で走れるくらい、足取りをしっかりさせておこうと思います😊
明日で1週間か。歩いていると、1回目で初めて歩いたあのうれしさが蘇ってきます。
今日も良い1日を!