ごきげんよう、まんきんたんです!
昔から気になっていた、「オオカミ様の木野山神社」に行ってきました。
松山北条バイパス端で、いつもこの看板を目にしていたので、てっきりこの近くにあるものと思っていたら、結構離れた山里に佇んでました。
ナビを頼りに向かったにも関わらず、道に迷いに迷って、3度目の正直でようやく辿り着きましたよ。
人里離れた場所にしては大きな神社で、同じ境内に「天満宮」と「木野山神社」の本殿と拝殿が2社向かい合うように建ってました。
鳥居をくぐってすぐにある、手水舎脇の「御神牛」と目が合いました。
菅原道真公が学問の神様であることから、天満宮の牛の像を撫でると頭が良くなると言われてますが、この日は大変寒かったこともあって、心の中で撫でるに留めておきましたよ。
【天満宮】主祭神
天御中主神(あめのみなかぬしのかみ )
伊邪那岐命(いざなぎのみこと )
伊邪那美命(いざなみのみこと)
素盞鳴命(すさのおのみこと)
配神
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
建徳元年(1370 年)、河野通定公が大宰府天満宮より勧請し建てたと伝えられています。
現在のご社殿は、明治百年を記念し昭和 43 年に完成したものとか。
【木野山神社】主祭神
素盞鳴命(すさのおのみこと)
大山積命(おおやまづみのみこと)
配神
少名彦命(すくなひこなのみこと)
豊玉彦命 (とよたまひこのみこと)
高靇神(たかおかみ)
闇靇神(くらおかみ)
「木野山神社」の創建の歴史は定かではありませんが、「天満宮」の境内に移ってきたのは明治37年(1904年)のこと。
屋根瓦には「木」の紋章がズラリ。気になっていたのはこのせい?
今の社殿は平成元年(1989年)に完成し、現在に至っているとのこと。
愛媛県神社庁の扱いは「木野山神社」は「天満宮」の境内社になっています。
こんなに大きな境内社は初めて見ました。
高靇神(たかおかみ)と闇靇神(くらおかみ)の神姿が「オオカミ」、または、眷属(神のお使い)が「オオカミ」という言い伝えがあるため、「オオカミ様の木野山神社」と言われているのですね。
拝見できませんでしたが、本殿には狼像が奉納されているそうです。
参拝した印象としても「木野山神社」が主になっているように見えました。