ごきげんよう、萬勤誕です!
日曜日の神社巡りのつづきです。
私の知人にも“ミホさん”は何名かいらっしゃいますが、堀江町に「ミホ神社」という神社があるのですね。
漢字で書くと「三穂(みほ)神社」は、今から300年以上も前、堀江海浜に創祀されていた神社で、「蛭子(ひるこ)三柱社」と呼ばれていたそうです。
もしかしたら、上図のような謎の「三柱鳥居」があったのかもしれませんね。
享保4年(1719年)社殿を造営し、「夷子社(ひるこしゃ)」と改称。
寛政2年(1625年)現在の地「安城寺町(あんじょうじまち)」に移され、町名も当時は「夷子町(えびすちょう)」だったそうです
今の「三穂神社」に改められたのは明治になってから。
主祭神は「事代主命(ことしろぬしのみこと)」豊魚・航海安全の神様です。
七福神の中で釣り竿を持った「えびす様」というとわかりやすいでしょう。
Googleの参拝者情報によると、この「三穂神社」は、松江市美保関にある「美保神社」に通じるものがあるとのこと。
その理由として「美保神社」の主祭神は、事代主命の母神である「三穂津姫命(みほつひめのみこと)」だからと納得の解説をしてくれています。
お次は200mほど北に行った堀江町にある「厳島(いつくしま)神社」。
1828年に広島の厳島神社から分霊して祀られた社です。
主祭神は本社と同じ、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の三女神で、別名・宗像三女神(むなかたさんじょしん)。
海に面しているだけあって、航海や漁業の守護神です。
郷土の神社めぐりや調べ物をしていると、町の意外な歴史を垣間見ることができて楽しいですね。
では、今日も良い1日を!