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ごきげんよう、萬勤誕です!爆笑

 

これまで松山城に「お稲荷さん」があったことを知りませんでした。

 

恥ずかしながら「大杉神社」という神社すら、見たことも聞いたこともなかったのです。ショックあせるあせる

 

 

そこは、東雲神社のすぐ近くにありました。

 

建物と建物の隙間、まさに「隠れ家」のような所に。

 

 

何度も通ったことのある道で、確かに「標柱(しめばしら)」が建っていますが、これまで全く気づきませんでしたね。ぼけー

 

 

標柱(しめばしら)」の奥にも神社らしいものは見えませんからね。

 

ここに入っても良いのかなと、恐る恐る歩いて行くと。えー?

 

 

のぼりが建っていて、小さな祠が見えましたびっくり

 

 

ここが大杉神社に間違いありません。

 

 

なんでまた、こんな奥まった場所に…。

 

 

ご神木を伐った跡でしょうか…。アセアセ

 

 

目立たない神社の割には綺麗に清掃されてました。

 

調べによると、ここも「東雲神社」が管理しているそうです。

 

 

「大杉神社」には次のような由緒が残っています。

 

松山城主が加藤嘉明の時代、城主にとがめられた儒者(儒学を講じる人)が長者ヶ平で割腹した

 

その首は城山の谷にある池で洗われ、体は現在の社殿よりも少し上に埋められ、そこに杉の木を植えて儒者の霊を祀ったという。

その後、儒者の首を洗った池は「首洗いの池」と呼ばれるようになり、いつしか白蛇が棲みつくようになった。

 

土地の人々は「白蛇は儒者の霊の生まれ変わりだろう」といい、その白蛇を「白龍大明神」として祀ったという。

また、昔 付近の田畑で怪我などの災害が頻発し、それが同じ田畑で起こることから怪しんで田畑を掘ると、その下からお稲荷さん(狐像?)が出てきたという。

 

以来、狐像は大杉神社に捨てられるようになり、それらが溜まると祠にまとめて祀ったそうです。

以来、大杉神社には 儒者の霊」「白蛇」「稲荷神」が祀られるようになり、現在では祭神を「大杉大神」「白龍王大神」「稲荷大明神」として祀っています。

 

 

子供の頃、「首洗いの池」の話を聞いたことはかすかに覚えているけど、実話だったんですねー。しょんぼり

 

植えられた杉の木は、もともとロープウェイおりばがある長者ヶ平(ちょうじゃがなる)にありましたが、戦時中、船の材料として伐採したため、ここに移し祀ったと伝えられています。

 

 

それで「大杉神社」という名は納得ですね。ほっこり

 

昭和30年(1955)、境内には二代目の杉の木が植えられ、2013年までは幹周り95cmとすくすく育っていたことが確認されてますが…。

 

 

嫌な予感がした人は勘が鋭いですね。滝汗

 

そう、先にお見せしたように、なぜか伐採されているのです。ゲッソリ

 

 

情報を探しましたが、このことに関してはどこにも資料が見つかりません。

 

まさか、マンション建築の際、工事業者が伐ったとは思いたくないのですが。アセアセ

 

 

きつねが祀られている「大杉神社」の、松山城を挟んだ反対側には、たぬきを祀った「八股榎お袖大明神(やつまたえのきおそでだいみょうじん)」があります。

 

これを「きつねとたぬきに挟まれた松山城」と見ると、何を暗示しているんだろう?と想像が膨らみますね。

 

 

「大杉神社」の伐採された二代目の杉のことをご存じの方は、教えていただけるとありがたいです。

 

今日も良い一日を。

 

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