ごきげんよう、萬勤誕です。
雲黒斎(うんこくさい)さんの『あの世に聞いた、この世の仕組み』、あんまり面白かったものだから続編に突入して、これまた昨日、一気に読み終えました。
この人は「例え話」が絶妙にうまいです!
言葉ではとても表現しにくいようなことを、ていねいに手を変え品を変え根気強く説明してくれます。
You Tube『うんちチャンネル』でもそう。
初めて聞く人にとっては哲学的なお話を、いろんな角度からわかりやすく説いてくれてます。
なんかおもしろいことないかな~と思っている人や、うつ病気味の人に『もっと、あの世に聞いた、この世の仕組み』はオススメです。
さて、先日読んだ『神さまと友達になる旅』の中で、びっくりした神社があったので紹介しておきましょう。
それは、河内国一宮「枚岡(ひらおか)神社」です。
まず、何に驚いたって萬勤誕、大学の四年間、この近くに住んでいながら、この神社の存在をちっとも知らなかったことです。
近くと言っても、近鉄奈良線で2駅離れてたんですけどね。
有名な花園ラグビー場がある「東花園」というところに住んでいたのです。
その時に、知っていれば枚岡神社で行われる「奇祭」に参加してだろうにと思うと、残念なのです。
でも、仕方ないですねー、当時は麻雀ばっかりしてましたから。
この神社で、毎年暮れに行われる「奇祭」というのは、1 年のさまざまなことを笑い飛ばし、来る年の幸運を願う「注連縄掛(しめかけ)神事」、別名「お笑い神事」と呼ばれるものです。
それは、枚岡神社の御祭神である天児屋根命(あめのこやねのみこと)の「天の岩戸伝説」に習い、みんなで大笑いすることで幸せを招くという伝統神事です。
はじめに宮司が「アッハッハー」と声を張り上げた後、参加者らも「アッハッハー」と笑うことを3 回繰り返し、その後、宮司を中心に全員で「20 分間」笑い続けるというものです。
言ってみれば、昔からここで「笑いヨガ」をやっていたということですね。
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」という有名な言葉があるけど、近年になって「笑いの効用」は科学的に証明されてるし。
昔の人は、それを体験でわかっていたんだ。
それを「奇祭」として変なお祭り扱いしていたなんて、変なのはこっちの方だったなー。
でも、たぶん今だからこういうことに気づけたのであって、大学時代にこれを知っても「素晴らしいお祭り」だとは思えなかったんだろうなと思う。
「お笑い神事」は、今の時代でこそ受け入れられるもので、これこそ全国の神社で広まるべき神事ではないかなと思ったのであります。
ちなみに萬勤誕、毎朝の洗顔時に鏡に向かってニッコリ笑っています。
一日のスタートを楽しく切れるから、ぜひやってみて。
では、今日も良い一日を