ごきげんよう、まんきんたんです。
Amazonプライム・ビデオで映画『サバイバルファミリー』を見た。
ある日、あらゆるライフラインが突然使えなくなり、東京は大混乱に陥ってしまう。
そんな中、鈴木家の父は、家族を連れて祖父の住む鹿児島に、自転車で疎開しようと決意する…というお話。
おもしろそうでしょ? おもしろかったんだよ、これが。
実際にこんなことは、戦争でも起きない限り起こり得ないことだろうけど、今のご時世だと可能性はゼロじゃないよね。
そうか、こんな悲惨な状況になってしまうんだなーって気づかせてもらえたし、「自分だったらどうするだろう?」と考えてしまった。
水の価格が高騰するのは、今でも登山などで経験できること。
ふもとでは100円で買えた水が、登山口で200円、ちょっと登ると300円、山頂になると500円くらいになっていたりするので、初めての時は「前のところで買っとけばよかったー!」と悔やんだものだ。
トンネルのシーンもおもしろかった。
漆黒の闇を経験したことのない人は、2キロくらいのトンネルくらい、なんとか行けるだろうと思ってしまう。
でも、やっぱり経験したことのないことは想像もできない世界なんだ。
今、ちょっとしたキャンプブームだけど、サバイバルキャンプを経験したことない人は、半自給自足生活でもかなり辛いだろう。
せめてどうやって飲み水を作るか、どんな野草が食べられるのかくらいは見分けがつき、一度は食べておいたほうがいいかもしれないね。
あと、やっぱり自転車はあるといいなと思った。
今夏は電力危機が予想されているけど、以前、実際に経験した深刻な水不足の時にはこんなことがあった。
水が止まると水洗トイレも流れなくなるので、各家庭で水道水が出るうちに浴槽に水をたっぷり貯めるんだよ。
これって意味ないよねーってみんな思いながら、水を溜めてはバケツでトイレを流す。
車も初めのうちは遠慮がちに洗っていたけど、そのうち近所の目がきつくなって洗えなくなるんだけど、家の中ではそんなふうに水を使ってしまってたんだ。
人間って本当に困った状況に立たされると、どうにか適応できるものなんだけど、そうではなくて「節約したほうがいいよ」とか「あとで困るよ」ぐらいの勧告では、行動できる人はほんのわずかだと思う。
「正直者が馬鹿を見る」「積善の家に余慶あり」どちらを信念にするかだね。
では、良い週末をお過ごしください!