ごきげんよう! まんきんたんです。
少し前からバイク通勤をやめて、歩いて会社に行っている。
今朝は雨が降っていたので傘をさして歩いてきた。
坂道だけど歩いても10分程度だから、ちょうどいい運動にもなる。
なんで今までこんな近いのにバイクに乗っていたかな。
そうだ、去年までは仕事が終わってからスポーツクラブに通っていたんだ。
サラリーマン川柳に「スポーツジム車で行ってチャリをこぐ」という作品があって、うまい!って笑ってたけど、それと同じこと自分でやってたね。
帰宅時が上り坂でキツイけど、ジムで運動してると思ったら楽なもんだ。
4年前に今の職場近くに引越してくるまでは、毎朝8キロの距離を自転車で30分かけて通っていたことを考えると、なんと不健康な生活に浸っていたんだろうと情けなく思ってしまう。
まぁ、気付いたからいいんだけどね。
人間って楽なほう楽なほうを選んでしまうものだね。
昨日の昼休みは道後公園のベンチでボーッとしてた。
もう花見客もいないけど、最後のソメイヨシノが健気に咲いていた。
来年も元気で見に来れますように。
足元にはタンポポが。
まるで誰かが植えたように、道沿いにズラーッと並んで咲いている。
セイヨウタンポポは、環境省の指定要注意外来生物と教えられたけど、信頼してる専門家の話では植物でも動物でも、人間が世界を行き来している以上、外来種の侵入は防ぎようがないんだと言っていた。
たとえば花壇の景観を良くしたり、森の散策道を歩きやすくするために撒かれるウッドチップというものがある。
外国から輸入して、自然にもやさしいと思って、国や自治体でも予算を使って採用してる素材だけど、実はこんなのにキノコの菌や、植物の種、昆虫の卵なんかが混じっているらしいんだ。
そんなウッドチップを撒いた公園には、日本では見たこともないようなキノコが生えたり、植物が芽を出したり、生きものが生まれたりしている。
もちろん国や自治体も最初はそんなこと知らずにやってるんだけど、指摘されて気付いてからもやめようとしないんだ。たぶんめんどくさいから。
でも、一時的にそんなものが出現しても、日本の風土気候に合わなければ自然淘汰されるんだ。
毒のある植物や生きものでもそう。
もしバッチリ適してしまった場合は増殖してしまうけど、それが自然の摂理。
意味があって役割を担って増えるんだよ。
もともと外来種だったものが日本になじんで、今では日本の風景に溶け込んだ植物なんかいくらでもあるんだ。
セイヨウタンポポのせいでニホンタンポポが絶滅するなんて心配されてるけど、植物の世界でも弱肉強食なんだよね。
環境に適合して繁殖能力の高いものだけが生き残る。
そして必要以上に増え過ぎたら淘汰される。
われわれ人間も、そんな厳しい自然の中で、生かされているんだね。
雨もまたよし、ピースの又吉。
悪天候にめげず今日も陽気な1日を♪