ごきげんよう！ まんきんたんです。
隔離入院生活５日目。相変わらず体調に変化なし。
だいぶん１日のスケジュールを組み立てることができはじめた。
それでもやっぱり時間を持て余してしまうけど。
昨日、先生がまた巡回に来られたので、疑問に思っていることを聞いてみた。
「ぼくはPCR検査で陽性になったんだけど、症状も出ていないし、本当にコロナに感染しているんですか？」
「はい、少なくとも鼻孔の中は感染しているということです」
「同じように陽性で体調が悪くなってる人って何割くらいいるんですか？」
「うちはもともと悪い患者さんが運ばれてくる病院なので、ほとんどがそうですね」
「ぼくのように無症状で入院隔離で入ってくる人っていうのは少ないということですね。じゃあ無症状から入院して重症になるのは何割くらいですか？」
「熱が出たり、咳が出る人はとても多いですよ。お気をつけくださいね」
…と、割合を聞いたんだけど、それに関しては濁されて明確には答えてくれなかった。
ただ、この病院では悪くなる人は多いらしいということはわかった。
「他に疑問に思うことがあれば何でもお聞きください」と言ってくれたので、「ぼくはたまたま職場にコロナ患者が出たので、保健所の指示でPCR検査を受けて陽性とわかったんだけど、もし検査がなれけば無症状のまま普通に暮らしていたわけじゃないですか？ そういう「隠れ陽性者」って街の中にいっぱいいるということですか」
「おっしゃる通りです。ですから、感染してるのに症状のない方が広めてしまっているということもありますね」
なんだそれ！聞きようによっては、まるで無症状患者が悪人のようにも聞こえてしまう。
都合のいい解釈かもしれないが、自分的には無症状患者は、免疫力が強い人だと理解している。
実際にここ五年間は、免疫力を上げるための生活や勉強をずっとしてきてるからね。
「10日が退院の目安と聞いたけど、その時にまたPCR検査をして陰性が出ないといけないんですよね？」
「いえ、10日間無症状であればウイルスも死滅してるということですから検査の必要もなく退院できますよ」
「えっ、そうなんですか？検査しなくていいんですか？ でもまた退院してから検査したら陽性になる可能性はありますよね」
「ウイルスは変異するのでまたかかることもあります」
…結局、人にうつさないよう気をつける術もないし、ワクチンを打っても何をしても感染を早期にゼロにする方法は、初めからわかっている通り「ない」ということじゃないか。
【↑昨日は誕生日？と思ってしまうほどのごちそうだった】
しばらくして、婦長さんが初めてあいさつに来られたので、同じことを聞いてみた。
「無症状患者もほとんどの人が悪化すると先生から聞いたんだけど、どのくらいの割合の人が悪くなるんですか？」
「そうですねー、発熱したり味覚がなくなったりする人は多いですよ」
と、やはり割合では答えてくれない。
「ぼくの場合は無症状なのに「軽症」だと言われたんだけど、それだと熱や咳が出た人は「重症」にされてしまうわけですか？」
「そんなことありませんよ。肺炎の所見がない人が「軽症」で、あとは段階があります。「重症」は文字通り重症で、体調が悪化して人工呼吸器が必要になった人などのことですね」
「ぼくみたいに無症状のままという人は少ないんですか？」
「そうですねー、でもそれが一番いいんですよ。お大事に」
もうひとり、看護婦さんにも聞いてみた。
「ぼくみたいに、無症状で入院したあと、熱が出たりする人っているんですか？」
「いますよー！体調崩す人は多いですね」
「じゃあ無症状のまま退院するは少ない？」
「そうですねー。でもそれが一番ですよ！」と婦長さんと同じ答えだった。
昨日はポカをしてしまって、午前中買い物を頼んだ看護婦さんと同じ人だと思って、午後に来た看護婦さんに「のどの調子は変わりないですか？」と聞かれて「変わりないです、アメを買ってきてもらったおかげで」と答えたら、「アメ？」と怪訝な顔をされてしまった。
すぐに別人だと気づいて「午前の看護婦さんにアメを買ってきてもらったんですよ」と説明できたけど、今はみんなマスクをしているので顔で区別ができず、顔と名前も一致しにくい。
もともと顔も名前も覚えにくくなっているので、余計にね。
それにやっと覚えた頃には退院だ！
さぁ、今日もスクワットをがんばろう♪
良い週末をお過ごしください。
じゃあ、またね、See you！