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ごきげんよう! まんきんたんです。

 

松山市指定天然記念物である

『天徳寺』の「十六日桜(ジュウロクニチザクラ)」

見に行きました。

 

 


松山市の名物名所をうたった
『伊予節』という座敷唄の中に
「十六日の初桜」というのがあります。

旧歴1月16日ごろに開花する桜という
(2021年は2月27日ごろ)
「奇跡」の言い伝えによって

飛鳥時代に当時の天皇まで見に来られた
という記録が残っています。

 

 

境内にある幼稚園バスも謎だけどびっくり

「十六日桜」も謎だらけです。

 



舒明天皇(じょめいてんのう)をはじめとして

小林一茶や松尾芭蕉らも松山を訪れ
桜を愛でて句を残しました。


もともと湯築城内(今の道後公園)にあった
この桜は、のちに場所を変え、

『龍穏寺』に移植されましたが、

昭和20年7月26日の松山大空襲
焼けてしまい、すべて枯死したそうです。えーん

 

現在、見られる「十六日桜」は
『龍穏寺』から株分けされたもので、

俳人・正岡子規も、正月に咲く桜を見た驚きを
「嘘のよな十六日桜咲きにけり」
と詠んでいます。

「十六日桜(ジュウロクニチザクラ)」
昭和45年5月18日、松山市の
天然記念物に指定されましたが、

市のホームページによると
実はこの桜は早咲きの

ヤマザクラであることがわかっています。

今のように情報のない時代は
毎年冬に咲く桜はおそらく
「奇跡の桜」だったのでしょう。

株分けされた桜には
既に「十六日桜」の形質は
保っていないと思われるそうです。

なので本当に「奇跡の桜」だったのか
当時ヤマザクラを知らなかっただけなのかは
誰にもわからないということでしょう。

 

 

 

 


「十六日桜 一本」の案内標識がある
御幸1丁目の『天徳寺』にある桜は
ご覧のようにもう咲いており、
境内墓地周辺の桜も満開だけど

桜ヶ谷の吉平屋敷跡の桜は
まだ咲いていませんでした。

 

 

 

どちらもすでに品種が

変異しているとものと思われています。

 

 

なぞのようちえんは

花園幼稚園でした。ひらめき電球

 

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