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ごきげんよう! まんきんたんです。

 

ヒッチコックの『鳥』という映画を知ってるかな?

この作品を見た人は、

「近い将来こんなふうに

カラスに襲われる時代が来るかも!」と

恐怖に感じたかもしれない。

 

まんきんたん少年もその一人でした。


長崎県五島列島の南西60㎞の東シナ海に

「男女群島(だんじょぐんとう)という無人島があるんだ。

 

ここは磯釣りの聖地であると同時に、

カラスの聖地でもある。

 

 

この島のカラスたちは、

人の食べ物を盗む技に長けていて、

 

弁当から釣りの餌まで

食べられる物なら何でも食ってしまう。

 

たとえバッグに入れていても、

そのチャックを開けて

盗み食いするほど利口なのだ。

 

釣り人は釣りに夢中になっているから、

後ろに置いたバッグまで気が回らない。

 

それをカラスはちゃんと知っているし

“バッカン”と呼ばれる磯釣り用の

ビニール製バッグに入れていても、

食い破られて盗られることもあるという。

 

 

 

実に頭が良く、また攻撃的である。

 

だから、慣れた釣り人は“パチンコ”を用意していて、

カラスが来たらこれで攻撃するらしい。

 

そんな飛び道具を持たない者は、

カラスの攻撃のなすがままである。


まんきんたんは野鳥観察を覚えて、

鳥の生態に興味を持ってからは、

カラスのこうした行動が怖くなくなった。

 

ただカラスも「生きていくのに必死」なのです。

 

そのためには人間の出す「生ゴミ」

レジ袋に入れられている物は

「食料」と認識してしまう。

 

ツバメの巣のひなだって食べてしまう。

 

これは「飼い猫」でも同じだ。

ゴミ箱のゴミを“美味しい物”と認識すると、

主人が見ていないスキに遠慮なく漁ってしまう。

 

ご主人が孤独死して食料が尽きると

ご主人を食べてしまう。ゲッソリ

当たり前のことだ。

 

生きものたちは心の中では

「私にも食料を分けてよ」

と思っているに違いないのだ。


また『シートン動物記』には、

カラスは貝殻など“光る物”を集める

習性があると書かれてある。

 

そして、カラスと仲良くなると、

定期的に“光る物”をプレゼントされる

という報告も国内だけではなく世界中にある。

 


男女群島に渡してくれる船頭によると

「ここのカラスは人間の言葉を

理解するものもいるから油断するな」

とも言われるらしい。

 

カラスは本当に頭のいい鳥なのだ。

攻撃すれば攻撃仕返してくるし、

愛情を伝えれば愛情で返してくれる。

 

鳥だって人間と仲良くやっていきたいのだ。
次回は「鳥の言葉がわかる人」の話をしたい。

 

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