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ごきげんよう! まんきんたんです。

 

ゆうべはNPO森からつづく道のイベント

「サイエンスカフェ」に行ってきました。

 

今回は「鳥の渡りについて考える」をテーマに

愛媛で20年間にわたり「鳥の渡り」を調査している

元生物教員の橋越清一さんのお話でした。

 

 

「渡り」とは主に鳥が遠く離れた地域間を

エサを求めて季節的に往復することをいいます。

 

鳥以外にも渡りをする生きものはいますが

主にタカ類の調査研究を行っているとか。

 

 

↑「サシバ」というタカの仲間です。

かっこいいけど名前が歯医者さんなんですね…。

 

 

ここからはざっくり話しますので、

これはあくまでもまんきんたんが

 

覚えてる内容をまとめたものだと

思ってくださいね。

そんなに正確ではないかもしれない。

 

「サシバの渡り」のルートは上図のように

主に2種類あって、

 

ひとつは日本海側を南下して四国を通り

南西諸島へ向かう日本海ルート。

 

もうひとつは太平洋側を南下して四国を通り

南西諸島へ向かう太平洋ルート。

 

いずれのルートも四国で合流し

愛媛県の佐田岬や由良半島から九州へ渡ります。

 

鳥の渡りはまだまだ

わかっていないことが多いらしく、

 

渡りをする他のタカや鳥たちが

必ずしもこれと同じルートを

辿るとは限らないようです。

 

 

ただ、日本各地のサシバが四国に集い

愛媛の岬から九州方面に飛んでいくさまは

想像しただけで圧巻です。

 

まんきんたんは以前から

渡りの話は聞いていましたが

 

イマイチ気が進まなかったのは

↓こういう光景が好きではなかったからです。

 

 

みんながカメラを構えて

パシャパシャやる光景。

 

以前も書いたことがあって

もうずいぶん慣れましたけどね。

 

渡りのお話は多岐にわたりました。

気象が関係すること。

 

 

長距離を移動するため「サーマル」と呼ばれる

大気の性質を利用して高度を上げたり

 

 

追い風や向かい風をうまく利用しながら

飛行しているそうです。

 

 

また橋越先生の仮説によると

鳥の種類によって空域も分かれているとか。

 

猛禽類と小鳥は

同じ空域を避けて飛んで

 

タカ類の空域は

高度が高いとのことです。

 

 

それらのことを学生たちと

実験観察したデータも見せてくれて

楽しい講義内容でした。

 

 

「鳥や野生生物から学ぶことが大切!

きちんと記録を残すことが重要!」

との言葉で締めくくりました。

 

「地球規模で考え、足元から行動せよ」

 

「鳥の今日は人類の未来」

 

読書週間ということで

関連図書も紹介してくれました。

 

 

参加者には186ページものボリュームの本

『愛南町の鳥類』

がプレゼントされました。

 

 

非売品の本なのでうれしい!

 

 

 

 

毎年10月10日前後が

秋の渡りのピークとのことなので

メモしておいて来年は行ってみようかな。

 

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