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こんにちは、まんきんたんです。

元気でやってます!

 

なんじゃもんじゃの花が咲きました!

 

松山城にてイソヒヨドリ。

 

えひめ森林公園にてオオルリ。

 

どちらも「青い鳥」ラブラブ

 

ブログが滞っていると

ごぶさたをしている友人知人からも

大丈夫?という連絡をいただきます。

 

ありがたいことです。ニコニコ

 

改めて書きますが

まんきんたんは

今から約10年前、

脳いっ血で倒れました。

 

脳いっ血や脳梗塞にも

程度がいろいろあって

 

すぐに退院できて

社会復帰できる人もいれば

 

重い後遺症を背負って

元の生活には

戻れない人もいます。

 

回復の度合いに関係なく

90日を限度に

退院させられますが

 

まんきんたんの場合も

退院したからといって

元の体に戻っていた

わけではありませんでした。

 

入院中、リハビリで

毎日、病院の階段を

訓練を繰り返すことで

 

手すりさえあれば

何とか上り下りできるように

なったものの

 

退院して実生活に戻ると

すべての階段に手すりが

ついているわけではない

という現実を知ります。

 

また、訓練していた

階段はできるのに

それ以外の階段は

つまづいてしまいます。

 

これはショックでした。

 

脳が認識した病院の階段と

目の前にある

階段の高さや幅が

微妙に違うからでしょう。

 

このため

新たな階段を

いつくも体験し

 

脳の識別能力を

回復させる

必要がありました。

 

誰もが当たり前に

いちいち足元を

見ながらでもなく

 

階段を上り下りできる

というのは

 

実は幼い頃から

さまざまな階段を経験し

 

一瞬にして脳が

階段の高さや幅、

 

ゆがみなどを

ひと目で判断して

 

これならこのくらい

足を上げたら

クリアできるよ!

 

という指令を

脚の筋肉に

送っていたんですね。

 

冷静に考えてみると

足元も見ずに

階段を早足で

上り下りできるなんて

 

「超能力」だと

思いませんか?

 

実は人間には

こういう能力が

誰にも備わっていて

 

それを回復させる

能力も備わっているのです。

 

そして、たとえ機能を

失ったとしても

 

それを補うだけの

他の機能なりが発達して

カバーしてくれる

ものなのです。

 

自分が本気に

なりさえすれば。

 

ここ大事です。

 

まんきんたんも

いろんな階段や

山道を

 

いくつもいくつも

のぼりました。

 

頭がふらふらするので

平坦な道でさえ

バランスを失いながらも

 

ひたすら歩き、

幼児からやり直すように

公園の遊具で遊び

 

全然出来なかった

ブランコこぎの揺れにも

耐えられるようになり、

 

洗濯物を干しても

ふらふらしなくようになり、

 

握れない鉛筆で

字を書く練習をし、

 

3年かかって

自転車で公道を走る

自信をつけ

 

やがてバイクも

車の運転も

できるようになりました。

 

二度と出来ないと

思って捨ててしまった

テニス道具ですが

 

これも挑戦する機会を得ることで

なんとか球を打ち返せる

小学生レベルには

戻ることが出来たのです。

 

おそらくこれだって

毎日やっていれば

元のなんちゃってテニス

プレイヤーレベルには

戻れたことでしょう。

 

「もうこれくらいでいいや」

と思った瞬間

進化は止まるということも

体験してるんですね。

 

だから、「諦めたらそこで終わり」

という体験ベースの

確信も持っているのです。

 

おそらく自分自身、

退院して階段がまともに登れない

という事実だけを受け止めて

 

もうダメだという結論を

出してしまっていたら、

 

今みたいにバイクで

自由に移動したり、

 

なんの違和感もなく

しゃべったり

 

服を着たりということも

できていないと思います。

 

何が言いたいかというと、

まんきんたんは今から十年前に

 

一切の収入を絶たれる

と同時に離婚が決まり、

 

大学進学を迎えた子供らの学費、

家のローンほか多額の支払いを抱え、

 

しかも体が不自由なまま

一体いつになれば退院できるのだろう、

 

この体が治らなければ

何もできないじゃないか!という

絶望の日を迎えたわけです。

 

それでも人の温かさに

触れながら

どうにか乗り越えて来ました。

 

今、多くの人が仕事が

できずに困っていると思いますが、

 

大丈夫です!

生きてさえいれば

本当になんとかなります。

 

プライドを捨て

できることは

何でもやりましょう。

 

自分ではなく

これで人を幸せにできるか?

を基本に考えて行動しましょう。

 

余計な話でした。

今日はこの辺で。