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こんにちは、まんきんたんです。

 

51番「石手寺(いしてじ)」から52番「太山寺(たいさんじ)」へ。



♪四つの国をめぐりめぐりたい そう思ったのはなぜ 緑色の風にあたってみたいから Yes!

これは2008年NHK-BS「街道てくてく旅」のテーマソング雅月の『旅の夢』。

 


知ってる人はマニアですね。(*^▽^*)

番組の中で遍路道を歩き続ける四元奈生美(よつもとなおみ)ちゃん(当時20才)は


松山市在住のへんろみち保存協力会代表、宮崎建樹さんの自宅を訪ねます。

 

 

宮崎さんという方は、歩きへんろのための地図も道しるべもなかった1980年代から、へんろ道の整備に取り組まれ、これまでに立てた道しるべは2千本を超え、次の札所までの距離を示すへんろ石なども100基ほど立てられた方です。

宮崎さんが著された「四国遍路ひとり歩き同行二人」の地図は、もはやお遍路さんのバイブルとなっており、道中の赤い道しるべに助けられた人も数多く、その活動は、素晴らしいの一言では表せられない大偉業です。
 
 
実はその宮崎さんは、2010年11月に隣の東温(とうおん)市内の山中で、あやまって滑落し亡くなられました。
 
享年75歳でした。


まんたんきんも今回の旅では、ずいぶんこの赤い道しるべにお世話になりました。
 

宮崎さん、ありがとうございました。(合掌)



地元にあなたのような立派な方がいたことを誇りに思います。


まんきんたんもその生きざまを見習います。



さて、「街道てくてく旅」のメロディを口ずさみながら太山寺の駐車場に到着。

 



いきなりお寺なのに鳥居? これも神仏習合の名残ですね。

このお寺は山門から本堂まで約600メートルの坂道が続きます。

 

 

知らない人は山門の駐車場に停めてしまうと思いますが、実は本堂近くまで車で登れます。
 

松山市で生涯を終えた俳人・種田山頭火が亡くなる前の最後の句、「もりもりもりあがる雲へあゆむ」は、この坂道で詠んだ句だと言われています。

 



水掛け地蔵さんに水をかけ、ついでに自分の腕も冷やします。

ここまでにすでに太陽にさらされ体が熱くなっています。流れ出る水の冷たいこと!

 



これまでの松山市内のお寺を見てもおわかりの通り、駐車場からすぐのところに本堂があり、石段を上るところはこの太山寺くらいです。

なので松山市在住のまんきんたんは、このあとの札所で途方もない石段や参道が現れることをあまり想像していませんでした。

まさかこの太山寺の石段がやさしい部類に入るなんて…。
 



国宝の本殿は、いつ見ても美しい。
 



開基とされる真野長者が、一夜にして建てたという縁起が残ってます。


「うそや~ん」って思ったでしょ? まんきんたんも子どものころその話聞いてうそだと思いましたよ。



中には素直に「すごいっ」って感心する子どももいるんですよね。

 

その感性のほうが素晴らしいことだと思います。


村人にとっては建築のスピードが一夜にして出来上がった感覚だったのでしょうね。
 



この寺の鐘楼堂。

 



ここにも「地獄絵図」があります。
 



息子が幼いころ、ここもまたよく連れてきました。
 


悪行をするなという親心(笑)。


またその奥には聖徳太子堂があります。伊予を訪れた太子が、この寺と縁を結んだそうで、
法隆寺夢殿と同じ太子像を祀ってあるそうです。

 

息子の頭が良くなりますようにと、むかし願掛けしたお礼を改めて行ないました。




大学は中退したものの今は自分の夢をつかみ、横浜に家を建てました。

息子自身も将来またここに一人で立ち手を合わせる機会があるのかもしれません。

きっとおやじに手を引かれて参拝したことを、懐かしく思い出してくれるのでしょう。

孫もひ孫も聖徳太子さまよろしくお願いします。(笑)


次は53番「円明寺(えんみょうじ)」です。