こんにちは、まんきんたんです。
先日、ぶらぶら歩いていたらひあですさんが以前ブログで紹介 していた天山神社の登り口にたどり着きました。
いわれのあるところと知っていたので「おお、ここがあの!」とさっそく登ってきました。
このあたり一帯が「天山(あまやま)」という地名なのですが、もともとがここにある小高い山「天山」から来たものでその山の上に建っているのが「天山神社」です。
713年(和銅6年)に書かれたとされる伊予風土記には、「大昔、天から山が降ってきて二つに分かれ、一つは大和の国の天香具山(奈良県橿原市)に、もう一つは伊予の国の天山となった」とあります。
なんかマユツバな感じがしますが、両山には天香具山神社と天山神社があり、どちらも同じ天櫛真知命(あめのくしまちのみこと)が祀られています。
天山のわれて落ちぬるおもかげや今も雲井に残る三ケ月 盛全
意味は、天山が割れて落ちる面影は今も雲井に残る3ケ月…ということです。
…すんまそん、手を抜きました。ヽ(;´Д`)ノ
今も空にある三日月を見ると、天山が地上へ割れて落ちてきたという面影を偲ぶことができる、てな意味ではないでしょうか。
ま、ともかくいにしえの浪漫が漂う場所であることには違いありません。
階段を上ったところに天山神社はありました。
ふと見渡すといつもの松山城が望めます。
松山城を築城した加藤嘉明が、城を建築する際、第1希望としてこの天山、第2希望として勝山(現在の松山城)を挙げ、第2希望となったという伝説も残っています。
境内には落ち葉が風に舞い、どんぐりがいっぱい転がっていました。
一対の狛犬がひっそりとたたずんでいます。
となりに公園を設置しているのですが、にっちもさっちも人影はなくただこいつだけが…。
訪れる子どもたちを待ち焦がれていました。
近くの人は遊びに行ってあげてね。大きな声ではいえませんがイオンに車を停めるとちょうどいい散歩コースです。