こんにちは、まんきんたんです。
「いっぺんさん」の記事で先に書きましたが、道後温泉のほど近くにある「宝厳寺」に行ってきました。
色里や十歩はなれて秋の風 正岡子規
今から116年前の明治28年10月に、正岡子規と夏目漱石が道後に吟行に来た際、子規が宝厳寺の山門に腰掛けて作った句だそうです。
宝厳寺の境内にこの句碑が建っていて、写真はその横で風になびいていたすすきを撮ったもの。
この句は現代風にすると、ピンサロの支払い済ませて秋の風
みたいなもんです。ぜんぜん違うか。f^_^;
当時はこの山門から続く道の両側に遊郭が軒を連ねていたそうです。いわゆる「色里」だったわけですね。
夏目漱石も小説『坊っちゃん』の中で「山門の中に色町があるなんて、これまでに聞いたことがない現象だ」と紹介している場所です。
つい最近(2007年)まで当時の遊郭の建物「朝日楼」が残っていて、NPOなどが「坂の上の雲」の町づくりの一環として、保存再生を提案していたのですが、遊郭跡を史跡にするなどとんでもないという意見が上回り、過去の文化遺産は我々の代で消し去られました。
実際は所有者の事情だったらしいです。
おっと! 一遍さんのお話でした。
一遍さんは772年前にここ宝厳寺の一角で生まれた、“踊り念仏”で有名な時宗の開祖です。
踊りながら「南無阿弥陀仏」を唱えると、極楽浄土に行けるとわかりやすい教えで庶民の間に仏教を広めた人と学校でも習いました。
空也上人からの教えで「捨ててこそ」を極めようとした一遍上人。
このところの寒さで「ステテコこそ」と思ってるふざけたまんきんたんでも、救われるありがたい教えです。
そんな一遍上人を偲んで、宝厳寺駐車場で開かれているイベント「いっぺんさん」。
今年は今日が最後でした。来年2012年の予定は3/11、5/13、9/29、11/11の11:00-16:00だそうです。
うららかな秋の陽気で久しぶりに一日、のんびりと過ごすことができました。
昔はよく見られた光景ですが、お寺の境内を元気な声を上げながら走り回る子どもたち。
こんな平和な日々がいつまでも続きますように。





