こんにちは、菅原文太です。
うそです、まんきんたんです。
今日はわしの日じゃけぇのぅ。
あれっ、違ったっけ?
文太の日じゃなかったっけ?
ま、いっか。
さて、祝日ということなので
たまには文化らしいことを書いてみます。
先日の「梁(はり)隠し」の続きになりますが
今回は「鏝絵」の解説を。
「鏝絵」読めましたか?
「うなぎえ」じゃないですよ。
うなぎは「鰻」。
「鏝絵」は「こてえ」と読みます。
路上観察とは少し違いますが
こういう街歩きの趣味を持っていると
建築関係や古民家なんかに詳しい方と
知り合いになり、いろいろと教えてもらいました。
「鏝絵」というのは左官職人さんが
民家の壁に装飾した「コテ」で描いた絵です。
正確には絵ではなくて彫刻に近いものです。
写真をお見せしましょう。
前の梁隠しは木箱が取り付けてあり
あれはあれで味がありましたが
これはちょっと凝ってますよね。
よく見てください。
これは「浦島太郎」を描いたものです。
すべての鏝絵が梁隠しに
なっているわけではありません。
これなんか見事な絵でしょ?
これも立体になってます。
これは巧いや。
びっくりすることに
このような鏝絵は左官職人さんが
その家の繁栄を願い心意気で施したものだそうです。
つまりサービス(無料)。
自分の技量を示す意味合いも
あったのかもしれませんね。
絵柄は縁起物が多く見られます。
上は蛭子さん…ちがうわ恵比寿さん。
商売繁盛や漁業の神様として
知られてますね。
味のある鏝絵です。
下はですね、長寿のシンボル
亀を描いたものですねー。
そして、これはちょっと写真をお借りしたもので
写りが鮮明ではありませんが
「時計」を描いたものです。
おそらく時計も珍しい時代でしょう。
今なら時計というと十時十分を指していますが
これは何時何分になってますか?
そう、八時八分。
「末広がり」ということで、これまた
縁起を担いでるんですね。
おもしろいでしょ?
職人が勝手に描いたものが
こうしていまだにずっと残っているんです。
全国各地で見られるんですが
最も多く確認されているのが大分県。
次いで愛媛県と言われています。
いい風習だったなと思うのですが
現代で大工さんがもしこれをやったと考えてみてください。
「ワレ、わしの家に勝手に
何描いとんじゃ、ボケ!」ヽ(`Д´)ノ
なんて寒い光景が頭によぎります。![]()
おー、こわ。
それこそ文太の日じゃ。
みなさんよい祝日を!





