453.Baby Jane/Rod Stewart | メイン・ストリートのならず者season2

メイン・ストリートのならず者season2

ブログの説明を入力します。

「Baby Jane」というタイトルの曲は数多くあるし、同名のアーティストもいる。

だが、僕にとって「Baby Jane」といえば、1983年のロッド・スチュワートのナンバー。

同年リリースのアルバム『Body Wishes』からのリード・シングルとしてもリリースされ、全米では最高第14位止まりだったが、全英ではナンバーワンを記録。

(なお、今のところ、この曲がロッド最後の全英ナンバーワンヒットとなっている)

 

メロディはジェイ・デイヴィス(当時のベーシスト)によってほとんど書かれていて、僕がしなければならなかったのは、フィットする歌詞を付けることだった。ガイド・ヴォーカルのついたトラックを流し始めて、最初に僕の口から出た言葉が "Baby Jane" だったんだ。「これだ!」という叫び声がスタジオ中から聞こえてきて、帽子が空高く投げられ、いい大人たちがすすり泣いたよ。これはいい曲ができたな、ってね。

 

この曲についてのロッド自身の言葉によれば、「Baby Jane」とは、この曲のメロディにピッタリフィットするフレーズだった、ということになる。

だが、この曲の出来上がった歌詞をたどっていくと、上流階級の仲間入りをした、かつての恋仲だった「Baby Jane」に、最初は未練たらたらだった男(「君の秘密を知っていることを忘れないでくれよ」なんて言っている…)が、自分とは住む世界が違う彼女との別れを決意し、最後には、

 

僕が次に恋に落ちる時は

その恋を永遠に続けていくよ

もうあんな失敗は似二度としたくないから

永遠に続く恋をしていくのさ

 

自身は次から次へと恋人を替えていくロッドだが、これも彼の真意なのだろうか?

その後の彼の生き様から、とてもそうは思えないのだが…(笑)

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

こちらのクリックを、よろしくお願いします。↓