452.Save A Prayer/Duran Duran | メイン・ストリートのならず者season2

メイン・ストリートのならず者season2

ブログの説明を入力します。

デュラン・デュランといえば、昔僕の自宅近くにあったレンタルビデオ店...ではなく、80年代の洋楽シーンを語るのに欠かせないイギリスのロック・バンド。

以前ここで彼らの代表曲の一つである「The Reflex」を取り上げたが、今回取り上げる「Save A Prayer」も個人的にもバンドを語るにも欠かせない一曲だ。

1982年にリリースされた、彼らの2ndアルバム『Rio』収録曲で、本国イギリスではアルバムからの3rdシングルとしてリリースされ、全英第2位を記録する、この時点での全英最大のヒットに。

アメリカでは3年後の1985年にシングルとしてリリースされ、全米最高第16位を記録。

当初アメリカでは予定されていなかったシングルのリリースが、3年遅れで実現したのは、スリランカで撮影されたこの曲のミュージック・ヴィデオが、MTVで大きな人気を博したからだと言われている。

 

ディレイ処理されたシンセサイザーのリフが、冒頭から終始この曲を支配している。

時折東洋を感じさせるフレーズが聞かれるのは、この曲のミュージック・ヴィデオがスリランカで撮影されたことと関係があるのかも?

 

君は壁際に立っている僕を見ていたね

メイン・ストリートの角にいる僕のことを

君の窓枠にライトが瞬いていたよ

独りでいるのはちっとも楽しくないから

君はスリルを求めていたんだね

どうすればいいのか、どこへ行けばいいのかわかっていたのだから

 

歌詞から察するに、この曲の「僕」は、水商売の男らしい。

以前ここで取り上げた、ローリング・ストーンズのThrough The Lonely Nights」とは、男女が逆の立場になっている、といえばわかりやすいかな。

一夜限りの関係に不安を感じている相手の女性に、「後のことは気にせず、今を楽しもう」と呼びかける「僕」。

そんな「僕」の思いが、繰り返されるサビのフレーズに込められている。

 

今は僕のために祈らないで

朝になって後悔するまで取っておいて

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

こちらのクリックを、よろしくお願いします。↓