442.いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)/桑田圭佑 | メイン・ストリートのならず者season2

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2021年2月から、ユニクロのLifeWearのCMに、桑田圭佑の曲が使われている。

ユニクロを展開するファーストリテイリングのグループ執行役員の片山氏によれば、「桑田さんの音楽は、誰からも愛されるポップ・ロックであり、唯一無二です。(中略)TVCMシリーズを通じて桑田さんの音楽とともに日々の生活に寄り添い、何気ない毎日が明るくなるような発信をしていきたいと考えています」とのこと。

ただ桑田の曲を使っているのではなく、CMの持つメッセージ性に合う歌詞とメロディーを備えた曲を当てていて、いつ見てもセンス抜群だなと思わずにはいられない。

今回は、そういった曲の中から、「LifeWear/きれリラ雨やどり編」のCMに使用された「いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)」について書いてみたい。

CMに使われたのは2021年だが、リリースされたのは1988年3月。

彼の2枚目のソロ・シングルとしてリリースされ、オリコンチャート最高第2位を記録するヒットとなった。

 

この曲はユニクロのCMだけでなく、日本航空のCMや、映画『彼女が水着にきがえたら』の挿入歌としても使用された。

映画『彼女が水着にきがえたら』は、主題歌・挿入歌がサザンオールスターズの楽曲で構成されているのだが、脚本の一色伸幸がこの曲を気に入り、どうしても映画に使いたいと桑田に頼んで、許可を得て使われることに。

なので、この曲は映画で使用された唯一の桑田のソロ曲となっている。

最初のソロ・シングル「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」や稲村オーケストラの「希望の轍」もそうだが、桑田の曲に小林武史のアレンジが加われば、鬼に金棒とも思えるほどの孤高の世界観が生み出される。

 

今でも逢いたい気持ちでいっぱい

そんな惨めな恋などしたくない

涙も乾いて痛みに変わるよ

そんな乱れた思いは誰のため

I feel the echo.

 

特に誰とは言わないけど、時期的な面も考慮すると、この歌詞に共感できる人たちが、僕の周りに結構いそうな気がしている。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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