413.What You're Doing/The Beatles | メイン・ストリートのならず者season2

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本日10月9日は、故ジョン・レノンのバースデー。
仮にもし、ジョンがまだ生きてれば、今年で83歳。
ストーンズのミック・ジャガーやキース・リチャーズが今もなお健在なだけに、ジョンもまだこの世にいれば、と思うと、複雑な気持ちに…。
そんなジョンのバースデー当日は、ビートルズの曲について書いてみたい。
1964年リリースの4枚目のアルバム『Beatles For Sale』に収録されている、「What You're Doing」。
ただし、ボール・マッカートニーがヴォーカルをとっているこの曲は、作者もジョンではなく、ポールの作品。
ギター・リフがフィーチャーされていて、ジョンの作品のようにも思えるが、まぎれもなくポールの作品である。
 
アルバム『Beatles For Sale』に収録されている曲は、カバー曲が6曲、ジョンの作品が4曲、ジョンとポールの共作が2曲で、ポールの作品が2曲。
ポールの作品のもう1曲である「I'll Follow The Sun」は、デビュー前に書かれた曲なので、ポールがこのアルバムのために書いた曲は、この「What You're Doing」1曲のみということになる。
ソングライターとしてジョンが最も生産的だったこの磁器、ポールは休閑期を過ごしていたといってよい。
(それから数年後、状況は大きく逆転することになる)
 
ジョージ・ハリスンがリッケンバッカーで弾くギター・リフが印象的なこの曲は、曲構成といい、歌詞といい、実にシンプル。
ただ、シンプルなものほど難しいという前例に漏れず、完成に手こずった曲でもある。
レコーディングを開始してから1か月で12テイクを録音し、最後から2番目のテイク11をベストテイクとして、レコーディングの最終日にリメイクを行い、漸く完成。
つまり、このアルバムで最後に完成した曲になったというわけだ。
 
余談だが、ポールはとあるインタビューで、この曲をジョンの作品だと言ったことがあるらしい。
これはポールの勘違いだと言われているが、ポール自身この曲にそれほど思い入れがないことの証であるともいえる。
だが、ジョンがそうであったように、僕もポールのこういったシンプルな曲が好きなんだよなあ。

 

 

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