【三楽】Artist Unit イカスケ | メイン・ストリートのならず者season2

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本日は、案内をいただいてからずっと楽しみにしていた、あべのハルカスウイング館9階にあるSPACE9で開催された、「【三楽】Artist Unit イカスケ」へ。
何度も撮影させていただいたキャストの皆さまが活躍する舞台を、カメラを持たずにゆっくり楽しませてもらうのがある意味新鮮で、大いに笑い、存分に楽しめた。
演目は、漫才コント、コメディ、ダンスの三部構成。
各演目についての感想を簡潔に。
(※7月3日までは配信での視聴が可能なので、これからご覧になられる方にとっては、ネタバレの要素もあるが、その点はご容赦を)
 
漫才コント「イカスケの奇妙な漫才コント」
3本の漫才の間に、2本のコントを挟むという構成。
内容のつながりがあるので、全体で一つの作品といえるのかも?
「奇妙な」と銘打ってはいるが、かつて「茶屋町サミット」などで青木さんと心平さんの漫才を見ていた頃を思い出したので、俺にとっては懐かしさ感じた。
青木さんが「茶屋町サミット」で披露していたあのギャグもあり、映画好きな心平さんらしいウィル・スミスのアカデミー賞のネタもありと、イカスケらしい、イカスケならではの要素が詰まってる!
イカスケらしいといえば、ブレイクの和正さんのダンスもそうだし、コントに出演していた知永さんもイカスケの一員のよう!
「ここから段々上がっていく」と青木さんは言っていたが、俺は涙が出るほど笑わせてもらった。
青木さんと心平さんにしか生み出せない空気があったのと、久しぶりに二人の掛け合いを見られた嬉しさがあったのかも?
 
コメディ「世界が滅んで君と二人っきりになったら」
どんな願い事も叶えられるという、Ally扮するティーポットの妖精。
ティーポットの妖精に託された願いは、意中の相手に自分を惚れさせてほしいというもの。
願いを込めた3人が、それぞれ異なる相手に惚れたことから起こる、奇妙な三角関係。
果たして、その結末は…!?
「意中の相手に惚れさせるなら、世界が二人っきりになればいい」という現実離れした欲望と、「たとえ嫌われていてもいいから、元の世界がいい」という人間味溢れる感情。

自分は今恋愛していないけど、仮に亜希さんのような立場になれば、やはり後者を選ぶのかな。

コメディだけど、ただのコメディじゃないね、これは!

にしても、亜希さんは、ダメな男を演じても様になっているよなあ。

 

ダンス「ゴッドマザー」

振付の江美ちゃんといい、ダンスのポテンシャルの高いキャストといい、錚々たるメンバーが揃った!

個人の魅力溢れるダンステクニックはもちろん、全体的なまとまりも楽しめる展開に。

加えて、ストーリーがしっかりしているので、一時も目が離せない!

道下佳音ちゃんだけは初めてお目にかかるのだが、ダンスの表現力の高さに加え、反抗期を迎えている少女を見事に演じきっていて、思わず目を惹く。

そんな少女に向き合う、時にコミカルで、あたたかさいっぱいの叶依さん扮する母親の活躍が光る。

今日は父の日だが、俺も一昨年の年末に亡くなったおふくろを思い出したな。

ダブルコールが起きたのも、この作品の素晴らしさ故で、まだまだ見ていたいというみんなの思いからなのだろう。