先週末から国東半島から日向⇒佐多岬⇒桜島⇒指宿⇒枕崎⇒霧島⇒人吉⇒阿蘇と特に目的もなく、行き当たりばったりで南九州を一周して来ました。
そして旅程の５日目、温泉に入って ほっこりしながらとある川の堤防を走っていると堰のコンクリートブロックにヤマセミを見つけました
コンクリートの上と全然いい景色ではありませんが、順光で撮影にはもってこいの条件の処に止まっています。
慌てて車をヤマセミの居る処から少し先の脇に止めて、カメラを持ち出して車は駐車できる所まで妻に運転して行って貰い、風呂上がりのアッパパを着たまま堤防に降り立ちました。
ヤマセミに飛ばれない様に道路の反対側から回り込み堤防を下ります。ヤマセミまで遠いですが、風呂も入ったところだし裸足にサンダル履きなのであんまり藪の中まで入って行くのは躊躇します。
なんとか飛ばれないで近寄ることができました。
暫くして堰の向こう側に飛び込んで
魚をゲットしたようです
まぁ久しぶりのヤマセミで緊張するぅ～
無我夢中で追うのに精いっぱいで
気が付いた時には もう後ろ姿でした。
しかもピントも怪しいし
この後は川岸の茂みで姿は見えなくなったので、声も聞こえないし飛び去っちゃったなと思って堤防を登って車に戻ろうとしたら・・・、・・・あっれぇぇぇ？？
ここで気になるのが加齢性難聴です。実は私、最近、寝る方向によって虫の鳴き声の聞こえ方が違っているのです。左耳はだいぶ前から耳鼻科のドクターからサーファズイヤーだと診断されていて高音が聞こえ難いのですが、最近、左耳で聞こえている虫の声が右耳では聞こえていない時があって、今回もヤマセミの鳴き声が聞こえなかったのはそのせいかも？と、今とても心配になっています。ホント！歳を取るのってイヤですねぇ
ひとつ向こうの堰でいつの間にか獲物を狙っています。 この間 ３分弱の出来事で、「いつ食べたのぉ？」「水浴びは？？」と頭の中は？？？だらけです。
しかし、これからが動きません。カメラを構えてる手は震えて攣りそうになるし、車に残されている妻はきっと機嫌が悪くなってるだろうと思うと気になって仕方ありません。
そして待つこと２５分
ようやく飛び出して、水しぶきの中を私のほうに飛んで来てくれたのにピントは全て水しぶきのほうに取られてしまって何ともお粗末な結末となってしまいました。
写真的にはダメダメでしたが、不思議な事にヤマセミに偶然出会えて写真に撮れたことが何だか嬉しくて、気分よく此の場所を後にすることができました。
それにしても九州を旅行しているとヤマセミに遭遇する機会が多いように思います。しかも町の周辺ですし、きっと個体数も多いのでしょうね。波もいいし、景色もいいし、すべてにおいて九州って本当にいい所ですね。
そんな夕暮れ間近のとある一日でした。
最後まで御覧戴いて ありがとうございました。