少し時期外れの風景ですが
水辺でバシャバシャとヒグマが秋鮭を追っています。
その姿をニュートラルな気持ちで見ていると、これこそが真の純真で無垢な心の持ち主であると言うことが判るような気がします。
海岸で食料を探しています。
自分がいる橋の下をヒグマが通り過ぎて行きました。
「何んにもしないで!」とばかり
少し不安気な表情をして上を見上げています。
人間などと不意な出会いがあると、相手の顔面に一撃を加えてから逃走するという習性を持っているところが、人類にとって最大の具合が悪いところです。
つい先程つけたと思われるヒグマの爪跡です。
こんな感じで攻撃を受けたらと思うとゾッとしますね。
最近、テレビの報道番組のなかで 「クマは人を積極的に襲うことはなく、窮地に立たされた場合、逃走の際に人に危害を加えることがあるが、その殆どが人を見つけたら逃げて行く」 と言った旨の報道を見ることがあり、やっと日本でも野生動物に対して正しい認識を持って報道されている事に安堵することがあります。 そんな時にでも目立ちたい芸人なんかが「その殆どと言うところが怖い」とチャかす場合が殆どですが、少なくても「食べられてしまう」と言った口にするのも恥ずかしいようなバカげた表現は最近聞かなくなりました。 そうは言っても私たち日本人は人間第一主義、惹いては日本人ファースト的な潜在意識が当たり前のように心のどこか奥底に潜んでいて、野生動植物と対等な立場で考えることのできる環境保護先進国の実情から比べると随分と遅れていると感じずにはいられません。
そして今、オリンピック組織委会(前)会長の発言を聞いた時、時代の流れからM氏を批判する事は簡単なことですが、果たして心のどこかに内容は違えどM氏のような考えが潜んでいないかと自分の胸に手を当てて問うてみると、残念ながら胸を張って“一点の曇りも無い!”とは言えない自分がいます。
M氏の立場にあって、あの場で発言したしたことは決して許されることではありません。しかしテレビ番組での演者やラジオのパーソナリティーの会話の中にも度々そんな意味合いの言葉を聞くことがあります。 だからと言って、M氏は皆から批判が集中して可哀想だとか同情してしまうのは愚の骨頂。会長職を辞したからと言って問題が解決するものではないはずです。
これは日本人の本質。こんな問題が起こると、どうしてもクマの問題とリンクしてしまいます。民度的になんか遅れているように思えてなりません。
入院したPCが中々退院してこなくて
日長一日ボーとして考えていたことでした。
最後までお付き合い戴いて ありがとうございました。



