中3一学期も中頃に差し掛かった頃、
高校受験のために親父の妹(叔母)が勉強を教えてくれることになった。
おかげで授業がわかるようになってきた。
「学校というものは、勉強がわかると楽しいのか!」
この頃初めて知った。
叔母の家で勉強して帰ってきて、風呂入ってゆっくりしていると親父が部屋に入ってきて、
「そういえば、高校受験だし、柔道そろそろ辞めたかったらやめていいぞ。始める時、最低中3までやめるなって約束だったもんな。」
親父は気を使ってそう言ってくれたが、
俺はその時やる気満々だったから、
いや、せっかく面白くなったから続けさせてくれよぉ〜!
って言った。
「そうか!」
親父はなんか知らないけど嬉しそうだった。
そして、
この頃、
街に大きな体育館ができて警察署の道場から体育館の道場へと練習環境が移り練習にもますますやる気が出てきた。
実は、僕は柔道部には所属してなかったので、そんなに真面目にやってんならということで中学校の柔道部から入部要請が来た。
夏に中体連の県予選があるのでぜひ出て欲しいということだった。
俺と結構仲良しの友達が柔道部に所属していたのだが、そいつどっちが先鋒か次鋒かポジション争いをしなければならなくなった。
そして数日経って、試合・・・。
僕が勝っちゃったので県大会は先鋒で出場することが決まった。
