柔の道に命をかける決心をして以降、

 

週3で通う道場での練習を真剣にするようになって体力も次第についてきたようで、

 

相変わらずイジメられてはいたが、殴られてもそんなにダメージを感じなくなった上、殴られ方も上手くなってきた。

 

当たる瞬間に反対側に顔を背けるようにするとダメージを半分以下に抑えられるようになった。

 

しかも、

 

殴られながら前に出て圧力をかけられるようになって来たので、

 

イジメられる日も少なくなって来た。

 

 

そして2年から3年生になって一学期、午後の休憩時間に教室で・・・、しかもクラスメイトの前で徹底的にイジメられた。

 

 

やられてる間、どんだけ掃除道具入れまで行ってモップでしばきあげたろうか?!と思ったけど、やった後のこと考えたり、殴られたやつのこととか、その後のこと考えたらやっぱやめて、とりあえず、いじめが収まるのを待った。

 

その時のやられ方は、人生最大の屈辱の経験の中の一つだろう、

 

今後あんなやられかた懲り懲りだ!

 

次、やられそうな時はやり返す覚悟をしながら帰宅した。

 

家に帰って部屋にこもってたら電話がなった。

 

時間は確か20時前ぐらいだったと思う。

 

親父が電話を取った。

 

すると、

 

健司!

 

お前の友達から電話かかって来たんだけどお前ずっとイジメられてたのか??

 

僕は親父には学校での出来事を一言も言わなかった。

 

俺たちのことで親が登場するなんか情けないにも甚だしいと思っていたので絶対言わない!!

 

って思ってたのだが、

 

 

そのころに、同じクラスで俺を殴っていたやつが電話をして来て、俺に今までのことについて詫びを入れて来た上で、

 

今日のお前のやられかた半端なかったからお前のお父さんに話さなきゃ!!

って思って電話した。

 

俺的には、今更何言ってんだ??

 

って思ったけど、

 

もういいよ。一年耐えたんだし、あと一年俺が辛抱しとけば終わるし・・・。

 

って言ったら、

 

いやあれは酷かった。

 

俺は今回のことを職員室で話して来たから。

 

あとは俺たちがどうにかするから大丈夫。

 

すまんかった。

 

といってそいつは電話を切った。

 

それからというもの全くイジメがなくなった。

 

神風が吹いた!!

 

そう思った。

 

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