日本人はなぜあいまいな表現を好むのでしょう? | 日本のコーチング概念を破壊する!アメリカ式コーチング養成講座

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このブログはテキサス大学でのコーチングの勉強メモ「バイリンガルコーチの日記」としてスタートしました。
現在、プロのエグゼクティブコーチとICFのアセッサーとして、コーチの方々へアメリカ仕込みのコーチングの情報をお届けしています!

こんにちは。

世界に飛びだす貴方の夢を叶える!
「英語deコーチング」コーチまさえです。



外国人と英語で話したことがある方は
このようなこと聞かれた経験ありませんか?

"So, yes or no?"

「それでYesなの、Noなの?」

イエス、ノーの質問に
はっきりと答えてくれって
リクエストされているのですよね。


また、


"So, what is your point?"

「つまり、何がいいたいの?」

ポイントがはっきりしないので、
何が言いたいのかわからないって
言われているってことですよね。

私もアメリカの大学に留学したてのころ
友だちにこのフレーズを言われてました。
でもこれ言われると相当はずかしいですよね。
なぜなら、本人は的の得た話をしている
つもりなのですから。。。

だから、英語で話すときは常にポイントを
自分で意識しながら話すようになりました。


つまり、私たち日本人の話の仕方は外国人にとって

・あいまいでわかりにくい

・聞いていることに明確に答えていない

・的を絞って話をしていない

ように受け取られるのです。

それはなぜかというと、

私たち日本人は、"No"と言うとき、
はっきりとは言わず、うやむやに言ったり
婉曲に言ったりすることで、
相手を気づかっているからです。

もちろん外国の人たちも人の気持ちを気づかって
話していますが、言葉でははっきり
イエス、ノーを言わなくてはなりません。

さらに、英語の場合、
先日ブログ「大切なことは頭に持ってくる」
お伝えしたように、先頭にもってきた
What, Who, When, Whereなどの
何、誰、いつ、どこ、に直接答えるという
英語の文法上の性質があるのです。

だから、Do you? とか Are you?
といういわゆるYes、Noを聞かれている質問には
真っ先にYesかNoを言わなくてはいけないのです。


また、日本語の性質上、

・主語を省くことができる

・述語が最後

・結論が最後にくる

というところから、誰が誰に言っているのかや、
何がどうしたがはっきりとしなかったり、
ながーい話を最後まで聞かなくてはいいたいことが
わからなかったりします。

言い換えれば、あいまいにできる、または
あいまいになってしまう要素があるのです。

あまりにも話が長くなると、言っている本人も
「あれ、何について話していたんだっけ?」
ということになり、オチがつけられない、
自分でも自分の話に収集がつけられない
といったことになってしまうのです。

その点、英語は端的で、
主語+述語でまず話の結論を言い切ってしまい、
あとからbecauseと理由を述べるので、
文法上分かりやすい構造になっているのです。

日本語を話している感覚で、そのまま英語を話すと、
言語の性質の違いから、相手に伝わりにくくなって
しまいます。

伝わらないということはコミュニケーションが成立していないということですから、関係がうまくいくはずがありません。

もしあなたが将来的に海外に行って外国人がと交流したいとか、
海外留学や海外の企業に勤めたいと思っているなら、
英語はもちろんのこと、自分の意志を英語的に伝える練習も
しておいたほうが安心ですね。


相手の質問に明確に答え、自分の話を論理的に
話せるようになると、

「日本人のあいまいさがとれ、外国人と同じ立場で仕事ができる」

も、夢ではありません!


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Happy Coaching晴れ

今日もすてきな日でありますようにラブラブ