情動感染とコーチング | 日本のコーチング概念を破壊する!アメリカ式コーチング養成講座

日本のコーチング概念を破壊する!アメリカ式コーチング養成講座

このブログはテキサス大学でのコーチングの勉強メモ「バイリンガルコーチの日記」としてスタートしました。
現在、プロのエグゼクティブコーチとICFのアセッサーとして、コーチの方々へアメリカ仕込みのコーチングの情報をお届けしています!



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アメリカのFacebookがユーザー約70万人のニュースフィードを操作した
実験の結果の論文を米国科学アカデミーの機関紙PNASで発表しました。

ユーザーに許可なくアルゴリズムを操作したことの良し悪しはともかく、
心理学的にとても興味深い結果です。

Facebookにはデータサイエンティストなる人がいて、
そのデータサイエンティストの
アダム・クレーマーという方たち3人が
「ソーシャルネットワークにおける大規模情動感染に
関する実験的証拠
Experimental evidence of massive-scale emotional contagion
through social networks)」という論文を
Facebookを操作して実験したのです。


3人が何をしたかというと、689003人の英語を使うユーザーを抽出し、
ニュースフィードのアルゴリズムを操作して、ポジティブな言葉を含む投稿の
表示を
減らした場合、またはその逆でどのような影響があるかを調べたのです。

実験の結果はニュースフィードでポジティブなコンテンツの表示を減らされた
ユーザーの
ステータスアップデートの多くにネガティブな言葉が含まれ、
ネガティブなコンテンツの表示を
減らされたユーザーのステータスアップデートには
ポジティブな言葉が多く含まれていたそうです。



これは、心理学で「情動感染(
Emotional Contagion)」と言って、
「人の気持ちは感染する」という理論です。

その後、Facebookはこの実験をインフォームドコンセントなしに行ったことについて
謝罪しています。


常にポジティブな言葉でいることは、自分だけでなく周囲の人たちも
ポジティブにします。

言葉の影響力は無意識に働きかけるので思っているより大きいのです。
特に、コーチならコーチングのときだけでなく、日々の中でポジティブな言葉を
発信したいですよね。


ガス抜きもとても大切。
自分が本音を話せる環境(人・場所)をちゃんと確保して、
そのうえで毎日前向きで明るいことを言うように意識するだけで十分。

それだけで毎日楽しくなると思いませんか?


詳しくは↓

国際コーチ連盟日本支部(ICFジャパン)

コーチングインターナショナル




今日もすてきな日でありますように晴れ

Happy Coachingラブラブ