脱線 | 日本のコーチング概念を破壊する!アメリカ式コーチング養成講座

日本のコーチング概念を破壊する!アメリカ式コーチング養成講座

このブログはテキサス大学でのコーチングの勉強メモ「バイリンガルコーチの日記」としてスタートしました。
現在、プロのエグゼクティブコーチとICFのアセッサーとして、コーチの方々へアメリカ仕込みのコーチングの情報をお届けしています!

今日Solution Focus Modelの最初の頃の授業のレコーディングを
見直してみました。

コーチングはメンター的なコーチング、カウンセリング的コーチングを
する場合があります。
それはクライアントが詰まってしまって答えがでないとき。
そんなときは、コーチが情報として自分の経験、他の人の経験を話したり、
本に書いてある情報、世間の情報を提供したりします。
ただし、「これがいいから」「この方法したほうがいい」などと
意見をいわず、提供した情報をもとに考えていくのはクライアントです。

そのような場合、「ここからはコーチングではありません。」
「コーチングではないけれど、私の経験を話してもいいですか。」と
はっきりとコーチングからその他の役割、メンターやアドバイザーになることを
言い、かつ許可をクライアントから得なくてはなりません。

と言っていました。

コーチングをしていると、「こうしたらいいのに」「こう言ってあげたい」という
思いがたくさんでてきます。
私の場合、「あなたならどうする?」と聞かれることが多いので
その質問に答えています。(ちゃんとその質問に答えるのはコーチングではない
ということを伝えてから答えています。)
でも、そう言った脱線が多かったかなーと思います。
なぜなら、言わなくてもクライアント自信が絶対に問題解決や、
目標達成のための方法を見つけ出すことができるから。それも本人に最適な方法を。
コーチングをするたびにそれを感じます。
そんなとき、「人間の思考力ってすごいなあ。」と思います。

2012年はもっと良いListenerになれるよう努力します。