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2009シーズン 第6節 vs. 京都サンガ

浦和レッズ1-0(前半1-0)京都サンガF.C.

得点者:7分エジミウソン
入場者数:41,836人

---原口--エジ---
直輝-------ポンテ
---啓太--阿部---
細貝-闘莉王-坪井-暢久
-----都築-----

58分:原口→高原
86分:阿部→堀之内
89分:ポンテ→セル

---パウリーニョ---
安藤--ディエゴ--渡邉
---佐藤--シジ---
染谷--李--水本-角田
-----水谷-----

HT:パウリーニョ→豊田
HT:安藤→林
62分:シジクレイ→加藤


今季の京都は、その結果や録画・ダイジェストをみる限り、ふっと力が抜けることがあるように思いますが、前半開始直後から、集中力のなさというか、タイミングのズレというか、穴が空きまくりました。

久監督からバイタルエリアでのチェックを言われていたのでしょうか、パスの出し所である中盤のプレスは散漫で、寄せていく気配すらあまり感じられません。そのくせに、DFラインを上げるというズレたディフェンスを披露し、そこをものの見事にポンテに突かれます。

微妙にバックスピンをかけたポンテのフィードが最終ラインとGKの間の絶妙な場所に落ち、エジが落ち着いて放ったGKの頭を越すループシュートで先制。


幸先よい立ち上がりと思いきや、その2分後に、またも最終ラインの裏が空き、同じようなフィードからエジがシュートを放つも、こちらは惜しくもファウル。でも、あの体入れでファウルは判定キツくないですか? 同日夜にやったテレ朝のスポーツコーナーは、このシーンを使って浦和が勝ったと言ってたぞ(w

これが決まっていれば、流れは完全に浦和が握ったのですが、その流れを掴みきれないのが浦和の未完成なところ。京都が守備を修正して、引き気味になった前半15分過ぎからは、どっちつかずのペース、というか、浦和のペースではない印象でした。

ボールは保持してるし、回してるし、サイドからクロスいれたり、ミドル撃ったりと、いろいろベタ引き相手に仕掛けてはいるのですが、なんつーか、京都に合わせてしまっているというか。全体的にリズムが単調すぎて、期待感が大きくならなかったのが今節の素直な感想。もっとこう、ジリジリと迫って、グワァっと襲いかかって欲しいのですけどね。

今の浦和は、相手DF陣が抑え所を絞ることができず、故にボールを自由に回せている状態だと思うので、もったいないの一言です。選手やフィンケ監督が言う「フィニッシュ精度」の前段階の話として、ブラッシュアップしていく必要があります。

前の4人が流動的に攻めるのはわかってますから、そこに阿部なり啓太なり、さらには暢久や細貝が効果的に絡めるとベタ引き相手でも、もっと楽に崩していけるように思います。そう考えると、阿部ちゃんの出来がちょっと不安です。この日も接触プレーで足を痛がるそぶりを見せていましたが、それ以上に、今季の阿部は本調子ではないように見受けられます。


ということで、これで4戦連続の1-0スコアなわけですが、必然としての1得点のみのように思います。

名古屋での希望溢れる試合内容を受け、課題が目立った感じです。



守備に関しては前半は理想的でした。数的優位を作って攻めているので、ボールを失ってもすぐに複数でチェックに行けているし、最終ラインもラインを高く保って、相手にスペースを与えず、パウリーニョは闘莉王が封殺。後半投入の豊田も赤子同然にあしらってました。

下がったディエゴも暢久・啓太・坪井できっちり防げていたので、磐石に近い出来のように感じます。連続無失点はフロックじゃないでしょう。

ただし、後半、原口が代わったあたりからグダグダな眠い感じになってしまいました。しかし、2点目を奪えないと余裕ができませんから、消耗も抑えられませんよね。最後のなりふり構わぬ時間稼ぎは致し方なしかなと。

少し心配だったのは、細貝でしょうか。前半、攻撃参加を積極的に行うも、むしろそこを突かれてカウンターを喰らったり、守備でも一発で決めに行き過ぎるきらいがあり、後半、京都が4-3-3の前がかりなシステムに変更してからは、危ないシーンを招いてしまうこともあったので、大分戦でバランスよい守備を披露したアレックスの完全復帰が待たれるところです。



今はまだ“貫禄勝ち”な試合はありませんが、そのために必要な2点差となる得点をどう奪うか? その形が出来上がれば、守備の強度ももっと増しますし、3点差、4点差という試合内容も期待できます。そうなれば若手ももっとプレーできるというもの。

5月2日には、シーズン序盤の重要な一戦になるであろう、強烈攻撃陣を揃えるアルビレックス新潟との試合がありますから、25日の千葉戦、29日の清水戦はその辺に注目したいと思います。