身体に起きる不具合は、
ただの故障ではありません。
多くの場合それは、
本来の自分の軸から外れているというサインです。
私はセラピストになってからも、
講師になってからも、
数えきれないほどの学びをしてきました。
筋骨格、解剖生理、遺伝子学、腸内フローラ、栄養学…、技術も理論も、たくさん学びました。
それは、
身体や心の不調で苦しんでいる人を
なんとか救いたいと思ったからです。
けれど、学べば学ぶほど
一つのことが見えてきました。
身体に起きている多くの不具合は、
外から起きているのではなく、
その人自身の在り方から生まれているということです。
信じられないかもしれませんが、
人は無意識のうちに
その状態を選び、その不具合が起きる現実を自分でつくり出しています。
それに気づいたとき、
はっきり分かりました。
筋肉をどうにかすることも
リンパを流すことも
神経を整えることも
それ自体が本質ではない。
それらはすべて、在り方の結果として身体に現れている現象だからです。
本当に大切なのは、ただ一つ。
本来の自分の位置、本体性に戻ること。
痛みや違和感、重さや感情という形で、
身体はいつも「少し外れているよ」と静かに知らせています。
身体を変えようとする前に、
まず知る必要があります。
自分はどこから外れているのか。
そして同時に、自分の本来の位置はどこなのか。
そこが分からないまま身体だけを整えようとしても、本当の意味では戻ることはできません。
そのことを教えてくれているのです。
身体は、本体性から外れたことを教える受信体だから。
KAORI