見た目の手と、届く手は違う | エグゼティシャンアカデミー Osaka

エグゼティシャンアカデミー Osaka

マッサージそして講師歴20年
延べ20,000人もの施術経験を持ち、かつ多数のマッサージ師・セラピストなどを育成してきた真のエキスパート 佐野香織によるセラピスト養成のためのプライベートスクール

長年、生徒さんの手を見ていると
とても不思議なことがあります。

誰が見ても
「上手そう」と感じる手があります。

動きも綺麗で、
圧の入り方も安定していて、
技術としてとても整っている手。

もちろん、
受けている人も気持ちいい。

でも実はそれとは別に、
見た目ではそこまで
柔らかくも器用にも見えない手なのに、

受けた人が
「すごく気持ちよかった」
と心から絶賛する手があります。

関節も少し硬そうで、
動きも決して派手ではない。

でも、なぜか深く届く。

この仕事を長くやっていると、
だんだん分かってきます。

見た目の手と、
受け手が感じる心地よさは
必ずしも一致しない。

むしろ最後に届くのは、
技術の形よりも、
その人の
在り方や状態。

安心している人の手は、
押そうとしなくても
身体に伝わります。

整っている人の手は、
特別なことをしなくても
相手の身体が受け取ります。

オイルマッサージは、
手の技術でもあるけれど、

同時に、
その人そのものが伝わる仕事なのだと
最近、改めて感じています。


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