あなたがセラピストになりたいと思ってこの世界に入ってきたのは、なぜですか?
身体の不具合を改善したかったから?
肩こりを治したかったから?
腰痛をどうにかしたかったから?
きっかけとしては、確かにそれもあったかもしれません。
でも、多くのセラピストは
それだけではなかったはずです。
セラピストの原点は
「治したい」よりも前に、
「そばにいたい」「力になりたい」
「この人のままで大丈夫だと伝えたい」
そんな、もっと静かな衝動だったはずです。
正しくするためでも
評価するためでも
導くためでもない。
ただ、触れることが好きだった。
人の変化を感じることが好きだった。
それだけだった人も、きっと多いはずです。
・触れたとき、その人の呼吸がふっと変わった瞬間。
・言葉を交わさなくても、「安心した」という空気が伝わってきたとき。
・ただ隣にいるだけで、
誰かの力が抜けていく感覚。
そんな体験に、
心を動かされたことはありませんか?
セラピストの原点は
「治したい」よりも前に、
「そばにいたい」「力になりたい」
「この人のままで大丈夫だと伝えたい」
そんな、もっと静かな衝動だったはずです。
正しくするためでも
評価するためでも
導くためでもない。
ただ、
触れることが好きだった。
人の変化を感じることが好きだった。
それだけだった人も、
きっと多いはずです。
けれど、学びを重ねるうちに
「結果を出さなければ」
「改善させなければ」
「専門性を打ち出さなければ」
そんな言葉が増えていく。
気づけば、
最初に胸にあったはずの感覚が
どこか奥に追いやられてしまう。
でも、身体はとても正直です。
正そうとされたとき、
評価されたとき、
無理に変えられそうになったとき、
身体は静かに閉じていきます。
逆に「ここでは頑張らなくていい」という
安心を感じられた瞬間、
身体は勝手に呼吸を変え、
血流を変え、回復の方向へ動き出します。
セラピストの仕事は、
何かを足すことではありません。
余計なことをしないこと。
奪われた安心を、そっと取り戻すこと。
それができるのは、
技術がすごい人よりも、
「最初の気持ち」を
今も大切にしている人です。
もし今、迷いや違和感を感じているなら、それは間違っているサインではありません。
むしろ、原点に戻ろうとしているサインです。
もう一度、自分に問いかけてみてください。
私はなぜ、セラピストになりたいと思ったのか?
KAORI
