エグゼティシャンアカデミー Osaka

エグゼティシャンアカデミー Osaka

マッサージそして講師歴20年
延べ20,000人もの施術経験を持ち、かつ多数のマッサージ師・セラピストなどを育成してきた真のエキスパート 佐野香織によるセラピスト養成のためのプライベートスクール

リラクゼーション業界では

「気持ちよさ=感覚」と思われがちです。


よくスクールやサロン紹介で

「気持ちいいだけではない技術」と書いてあるキャッチコピーを見かけますが、

「気持ちいい」は科学で説明ができ、筋肉を解そうと躍起にならなくても、「気持ちいい」技術をするだけで、解れていき、本来の身体に戻る自然治癒力のスイッチまでも押せてしまうのです。



① “気持ちよさ”のメカニズム

「気持ちいい」と感じる瞬間には、身体反応の法則があります。

皮膚・神経の反応
•ゆっくり一定の圧や摩擦 → C触覚線維が反応
•それが脳の「島皮質」という場所に伝わり→ “安心”“信頼”“幸福感”を感じる。
•この時、オキシトシン・セロトニン・副交感神経が活性化。

つまり、

「気持ちよさ」とは、神経が安全を感じた状態。
力ではなく、温度・リズム・速度が正確に影響します。


② “温度と流れ”の科学

スウェディッシュの「少量オイル × 皮膚摩擦」は、実際に遠赤外線と摩擦熱を生みます。
•遠赤外線 → 毛細血管拡張 → 血流・リンパ・ATP代謝が促進
•摩擦熱 → 神経末端を温め、副交感神経優位に
•体温上昇で筋膜の粘弾性が変化 → 深層まで自然にゆるむ

つまり、

“気持ちいい”とは、熱と循環の共鳴。
体のエネルギーの流れが再び整う感覚です。



③“在り方”の科学

そして、EAOが最も大切にしている部分です。

•セラピストの呼吸・リズム・意識状態が
→ 手の温度・動きの滑らかさ・圧の波形に反映される。

•それが皮膚を通して相手の神経に共鳴伝達する。
•つまり「今ここに在る」セラピストの意識が→ 受け手の体に“安心”として伝わる。

ここに、

“意識をどう整えるか”=“技術の一部としての在り方”という、新しい意味での「気持ちよさの科学」があります。


気持ちよさの科学とは、
温度・リズム・神経・意識が“安全と安心”に共鳴する仕組みを解剖学と感性の両側から読み解く学問です。

そしてEAOのスウェディッシュは、まさにそれを「体験として教えるスクール」です。

KAORI