対円で円安方向にもっとも動きやすい通貨ペアがドル/円であることはチャート上明らかだが(その逆がユーロ/円)、ここにきて中勢波が円高方向に微妙に動いている。このブログ内で使っている中勢波とは「中期的方向性を示す波」と解釈して欲しいが、中勢波の性質は簡単に言うと、
中勢波が下げ方向にあるとき、
(1)小勢波(目先の方向)が下落に転じると値幅を伴って下げやすい。
(2)小勢波が上昇に転じても上に値幅が出にくい。
という性質がある。中勢波が上げ方向にある場合はその逆なると考えればよい。ドル/円のチャートに話しを戻すと、現在は中勢波が下げ方向に微妙に動いている。しかし、まだこれは決定的に悪くなったとは言えない範囲である。ただ、こうした鈍い動きが続くようだと中勢波は日毎に悪化してゆくものであり油断はできない。また、こうした局面では押し目買いが効きにくいことも念頭に起きたい。ドル/円を新規に買って出るのは95円方向(つまり更に円安になる)に走った場合だけである。