再び債券売り・株先買いが活発化 | 株・為替・商品先物-カンリニンのブログ

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株・為替・商品先物への取組みを解説

ECB理事会後に再び債券売り・株先物買いが活発化したが、先々の見通しがなかなかつかない中、ファンドも目先でポジションを180度変えねばならないようだ。


本日は外資経由での寄り付き前の株買いがおおよそ2500万株と膨らんだ。その多くがショートの買戻しと見られているが、足元で欧州株、米国株が高値を取ってきており、ワールドワイドの分散投資からも来週以降、日本株に買い物が入る可能性がある。実需が入ると相場の腰が強くなる。


日本株にとって最良のシナリオは世界景気回復であり、その状況証拠としては米国10年債券利回りの上昇である。米債券の上昇⇒円安⇒日本株高、となるのかどうかに注目したい。景気に対してあまり多くの材料に振り回されるとわけが分からなくなるので10年債券の利回りだけ注目するといいだろう。ここが一番分かりやすい。


テクニカルのチャート分析では日経平均株価は昨日の底値がやはりピンポイントの底値であったことを示している。中長期的にはやや怪しい印象もあるが、今晩の米雇用統計が「いい数字」で、かつ、ダウが年初来高値を抜けるようなら来週の日本株は一段高となるだろう。昨日、日経先物を「買い」で仕込んだ決断は正しかったようだ。


日経平均株価の波動分析では9500円超もあり得るという結論だが・・・?まあ、とらぬ狸になってもしょうがない。


為替はドル/円は円高なのか円安なのか未だ見えてこない。しかし、ユーロは対円、対ドルで明らかな上昇基調を保っている。こうした状況でユーロを買うのはかなりの勇気だ。しかし、トレンドが上向いているのだからファンドは買わざるを得ないだろう。おっかなびっくりユーロを買う。もちろん、以前も書いたがユーロショートなどもってのほかである。どこまで持ち上げられるか分からない「仕手株」のような存在だからだ。なにせユーロの仕手本尊とはECBである。中央銀行にはやはり敬意を払うべきであろう。


なお、この時間帯でダウ先物は今年の最高値である13008ドルにあと6ドルと迫ってきている。13008ドルを抜けると今晩の米株はさらに一段高になる可能性が増す。