■今日のできごと[先生(テクニック)]【場所】
9:00-11:30 Pilates[あか音]【Yoga Home】
14:00-16:00 スペインContemporary学校向け 特別レッスン[あか音(リモン&リリース)]【The Place】
19:30- 「Sacred Monsters」Sylvie Guillem & Akrum Khan 鑑賞【Sadler's Wells】


今日は素晴らしいことがたくさんありました!


まず、昨日に引き続きスペインのダンス学校の子達のクラスを受けさせてもらいました。
今日のレッスンではゴムバンドの動きと、プラスチックのレジ袋の動きを作るチームに分かれて行い、私はレジ袋の方でした。
今日ペアになった子は独創的な発想をする子で、一緒に作っていくのが楽しかったです。(昨日ペアになった子はちょっとテクニックに走りがちだったかな。)
袋に空気を入れたイメージや、空気中に袋を飛ばした感じ、ぺしゃんこにしてしぼった感じ、などを体で表現していきます。
2人とも英語があまりできないながらも、体での表現は意思疎通できておもしろかったです。


スペインの子達は、意見を求めるとすぐに自分の感じたことを話します。
ゴムバンドの動きに見えたか見えないかだけでなく、なぜそう思ったのかということも言葉にすることができます。
やっぱり普段そのような教育をされているのでしょうか。
テクニックだけでなく、普段からどう感じたかということを考えたりする練習も大事だと思います。
舞台やビデオや、また他の人の踊りを見て意見しあうことは、ひとそれぞれ感じるところが違うと思うし、違うことを認め合うことが大事だな、と思います。
そのとき、答えは一つではないので、正しいことを言わなければと思う必要はないのです。
今までロンドンの先生と生徒の関係をみているとフレンドリーな感じがします。
それで意見が言いやすいのか、また先生方が意見を求めるのがうまいのか、お国柄なのか…。
もちろん「親しき仲にも礼儀あり」ですけどね。


それから、アカンパニストには昨日も書きましたが先生も尊敬されているクリスさんと、あか音先生の旦那様でありサックス奏者であるトリマーさんが来られ、またスペインの学校の先生の旦那様もピアニストでしたので、3人による素晴らしい演奏がなされました。
ソプラノサックスはとてもやわらかな音で、最初ピアノに合わせて入ってきたとき、クラリネットを吹いてるのかな、と思ってしまい、踊りながらちらっとトリマーさんを見てびっくりしました。


アカンパニストはちょっと楽器ができるだけでは務まりません。
ダンスの動きに合わせ、曲調や速度、カウント、長さなどを変えてダンサーをサポートしてくださいます。
特にコンテンポラリーダンスの場合は変拍子(5拍子、9拍子、11拍子など)であったり、お決まりの長さにならないことがあり、CDではやりづらい所があるので、生演奏は本当にいいです。
今日の授業では、私たちが作った動きに合わせて曲も即興で演奏してくださいました。
なんの打ち合わせもなく、キーや雰囲気なども合わせてしまうのはプロ中のプロといった感じです!
ときどき演奏に聞き入って踊りを忘れるぐらいでした。


夕方にはシルヴィ・ギエムとアクラム・カーンのコンテンポラリーダンスの公演を観に行きました。
本当に素晴らしかったです!
2人は舞台上で話したりもして会場では笑いが起こっていました。英語なので私には理解できないところもあり残念でしたが、あか音先生によると子どもの頃や日常の話をしていて、とてもリラックスして話していたとのことです。
アクラムはインド舞踊を基本としているようで、足にインド舞踊の鈴をつけてソロなどを踊っていました。
シルヴィはもちろんバレエで培われた身体能力のすばらしさはもちろんのこと、表現力もさらにさらにパワーアップしていると思いました。
アクラムの腰にシルヴィが足をひっかけたままで踊るシーンは本当に美しく、2つの体が1つになっているようで鳥肌がたちました。(本当はものすごい腹筋や筋肉を使っていると思うのですが。)


公演後、スペインの子達も見に来ていたのですが、シルヴィに会いたいと裏口で待っていました。
そうしたらシルヴィとアクラムに会えただけでもすごいのに、サインももらって、しかもシルヴィとあか音先生と3ショットの写真まで撮らせてもらいました!日本に帰ったら自慢しよ~。


シルヴィ・ギエムといえば、日本でも超有名なバレリーナです。
彼女はもうバレエは踊らず、コンテンポラリーダンスのみにすると言っているそうです。
ローザンヌ国際コンクールでもバレエのみならずコンテンポラリーダンスも求められているのですが、日本ではコンテンポラリーダンスが一般にはそれほど広まっていないため、日本人には難しいところがあるように思います。
しかし国際的なコンクールでコンテンポラリーダンスが必須になってくるということは、クラシックの技術のみならず、現代の表現力や新しいダンスが求められているということではないでしょうか。
シルヴィのような日本のバレリーナの憧れの人がコンテンポラリーダンスに移行していくことは、日本人がコンテンポラリーダンスに注目するきっかけになるかもしれません。


今回スペインの学校と交流するプログラムをプロデュースされていたのが、ヤングプレイスのアイリスさんでした。
シルヴィの公演後、裏口で公演プロデューサーとあいさつや話をされていたので、とても顔の広い方のようです。
これで私も少しお知り合いになれたので、日本とThe Placeの交流もできたらいいね、とあか音先生と話していました。
The Placeとの交流なんて、ほんとにすごいことですよ。