The Kennedy Legacy #Sorensen 「私がこの本を書く動機は、悲しみではなく、希望である。ジョン・ケネディは去り、ロバート・ケネディもいまは亡い。二人のあの感動的声、たくましい顔、ものさびしげな微笑、ーすべては消えてしまった。しかしケネディの遺産は不朽であり、われわれに希望を与えつづける」。
これは1969年のセオドア・C・ソレンセン(ケネディ大統領特別顧問)著「ケネディの遺産」(サイマル出版会)の私の愛読書の著者一文である。彼がケネディ大統領に起草した演説草稿は理想と冷徹な国際政治だ。和解を強調するアプローチがあった。私は、高校生時代に本書を卓上に置いた。大学時代は古典派国際政治である。
(ひらたこうじ)<了>