2020年の年末を迎え所感を少しく述べたい。
本年も私の本ブログシリーズの読者やTWのお付き合いをいただかなければ私の筆はとても進まなかったであろう。
フォロワーの皆さまには心からお礼申し上げたい。感謝いたします。オフラインでご助言いただいた諸先輩にも感謝いたします。
リリースを引用させていただいたNHK、朝日新聞社、毎日新聞社、日本経済新聞社をはじめメデア各社には敬意を表し感謝を述べたいと思います。何より #ameblo 運営会社、#twitter社にはお礼を申し上げる次第です。
2021年新年もよろしくお願いいたします。
香港の周庭さんの「12月3日の誕生日には自宅へ」という私の華春瑩・中国外交部報道局長へのTWも、期待した高度の政治判断は現在の中国の政治体制にかなうことはない。これは宮家邦彦・内閣官房参与が関税措置の2018年9月24日#NHK「おはよう日本」OAで確認したように、米中経済の「冷戦」の過程の進行でもある。政治経済のイデオロギー的変容もあろう。ある意味冷戦期も思い起こす対立でもある。宮家氏は慧眼なのである。中国の支配下にある香港をはじめとする地域は電子的監視下にあるものと想像される。
2013年のいわゆる「スノーデン事件」で表出した米国家情報機関による電子的監視を私は思い起こす。あれからずいぶん時間が経った。アメリカが中国の電子機器メーカーを恐れるのもわけがあろう。本事案の一部を私の本ブログシリーズで論じているのでリンクしておきたい。
だがこの電子的監視は、民主主義のアメリカの国家体制の中でのことである。独裁的国家のことではない。独裁国家は、そうしなければ
ならない理由があるのである。
前掲ブログシリーズでは参考文献をあげていないが、学生時代に私の母校の恩師である生田正輝・慶應義塾大学教授(マス・コミュニケーション論、元日本新聞学会長)が参考書とされたヴァンス・パッカード著戸田奈津子訳『裸の社会』(ダイヤモンド社、1964年)をそうした歴史過程としてあげておきたい。独立国家の歴史においては程度の違いはあれたどったであろう。
先の香港だが、私には訪れたことのないこの地に特別の気持ちがある。ウイリアム・ホールデンとジェ二ファー・ジョーンズの映画『慕情』をDVDでよく観る、高い丘の上の木立の下のラブ・シーンだ。美しい地を訪れたい。
(ひらた こうじ)<了>
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