音楽の想い出 | ExcomAdvisorのブログ

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本稿は私・平田幸治の個人の意見・見解等を綴ったものです。

  新老人の会:「楽しく生きよう」 金沢で催し、湯川さん語る /石川 - 毎日新聞

  「私の音楽の神様」湯川れい子先生

   Photo via mainichi.jp

 

   私が受験勉強で使った英文問題集『原の英標』原仙作著「英文標準問題精講」(旺文社、昭和46年2月15日3訂版)から問題73ーHERBERT RAED,The Meaning of Artを訳文の一部を引用する。

 

  「すべての芸術は音楽の状態にあこがれると最初にいったのはショーペンハウアーであった。このことばはしばしばくりかえされ、多くの誤解のたねになっているが、たしかに一つの重要な事実を表現している。

  ショーペンハウアーは音楽のもつ抽象的な性質を考えていた。音楽では、そしてほとんど音楽のばあいだけが、芸術家は、ほかの目的のために一般に用いられている伝達手段の媒介なしに直接に、聴衆に訴えることができる。

 

  ・・ただ作曲家のみが全く自己の意識した芸術作品を人を楽しませるという目的だけで、創造することができるのである・・」

 

 *「すべての芸術は音楽の状態に達したいと求める」 これはSchopenhauer のことばであると Read は書いているが、これを最初に英語で紹介したのは、イギリスの批評家Walter Pater(1839~94)で、その名著The Renaissance(1873)のなかで‟All art constantly aspires towards

the condition of music” といっている。

 

  

  私の #twitter プロフィールにリンクされた #ameblo では国際政治等時事問題中心に論評も書いています。好きな美しい音楽を若い時代に「私の音楽の神様」@yukawareiko 湯川れい子先生の論評から学びました。

  

    (ひらた こうじ)<了>

 

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