逢沢一郎経済シンポジュウム;鈴木修・スズキ㈱会長 | ExcomAdvisorのブログ

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本稿は私・平田幸治の個人の意見・見解等を綴ったものです。

壇上右:鈴木修・スズキ㈱代表取締役会長 左:逢沢一郎氏

 

  2019年11月2日のお昼に岡山市の岡山プラザホテルで、友人の逢沢一郎・衆議院議員の「経済シンポジュウム」に参加した。ご自身少しろれつがどうかと言われる鈴木修・スズキ㈱代表取締役会長と逢沢氏の対談で始まった。

 

  逢沢氏はベテラン議員らしく軽自動車での付き合いが20数年(鈴木氏談)という鈴木氏の話を引き出していった。短時間ながら、例えば、大江麻理子さんのWBSのように世界的経営者等のインタビューのOA画面を観るように、今日は身近に鈴木氏に接することができた。

 

  というのは、私はスズキ㈱のインド進出とこれからの展開に強い関心があったのである。鈴木氏は来年90歳におなりというが、お話の内容からは同氏はスズキ㈱の代表取締役会長でデシジョンメカーの中核であり、業界のリーダーであることがはっきり読み取れる。

 

  そこは逢沢氏も会場の聴衆が聴きたいインドでの展開とハイブリットとEVの関係をシンポジュウムの締めにもってきた。

  

  鈴木会長は、幾度ものモディ・インド首相会談を引いて、2030年にはインドの自動車保有数は世界トップになる。モディ氏は当初100%EVを指向したが、ハイブリットに較べEVの技術開発と走行距離の問題性から、EVを30%とすることで鈴木氏と一致したと語った。さらに、インドではオートバイをEVにすることを話し合ったと言う。

 

  鈴木氏は日本の業界戦略の政策形成者でもあろう。ご長寿とご活躍をお祈りしたい。

  (ひらた こうじ) <了>