故渡辺和子・前ノートルダム清心学園理事長の毎日新聞の【余録】が引用した言葉は国際政治を主に学んだ私の心にもいまも沁みる。
2017年1月8日の【余録】は私の本ブログシリーズにリンクしてあるが、毎日新聞のインタビュー部分を本稿に写したい。私にとっては家内の大学の恩師であるが、私は何度かシスターのお姿を拝したことだ。
毎日新聞2017年1月8日【余録】
(前略)陸軍将校らによるクーデター未遂「2・26事件」である▲78年たった2014年夏、毎日新聞のインタビューに和子さんは父を襲った兵士を許せるまで50年かかったと明らかにしたうえで、こう語った。「今思えば、たった一人で父を死なせることなくみとることができた私は幸せでした」。根を下へ下へ降ろした末にたどり着いた思いに違いない▲記事にはこんな話もあった。「人間の間に争いはなくならない。敵ではなく自分と戦うことなしには平和はもたらされないと思います。相手の言い分をちゃんと聞く、こちらの言い分はちゃんと言う。何が正しいかを語り合う」▲月日はたっても色あせず、ますます重みを増したように思える(後略)
2017年1月8日拙稿ameblo(2017年1月8日毎日新聞【余録】全文)
https://ameblo.jp/excomadvisor0011kh/entry-12236047639.html
《お願い》
【余録】の文意を失わないために全文をお読みください。