8/8朝日新聞【be】を久しぶりにゆっくり読んだ。
【テニアン島・エイブル滑走路】は読んでからTWにもしたが、文中の先の大戦中のことを自らの被爆と共に語るのが広島の梶矢文昭さん(76)、長崎の西田清さん(86)だ。戦後70年の今日の日にご健在なのがとりわけいとおしく深く感じるものがある。
そして、広島と長崎に投下される原爆搭載機が飛び立ったこの北マリアナ諸島・テニアン島に生まれ沖縄県宜野湾市に暮らす伊佐善亀さん(79)が少年期を回想する。
朝日新聞の保科龍朗(文)・嶋田達也(写真)両記者の構成力にも感心したが、この島を旧日本軍が占領したときは無人島だったという。そして、国策会社が製糖事業に乗り出した。<※朝日新聞岡山総局に確認したが朝日新聞デジタル東京本社版に【be】は掲載されているのでご一読されたい>。
3人の年齢からも記憶はやがて帰らなくなることも遠い将来ではない。しかし、この記録は残る。そういう、みちのものがたりである。<了>