私は令和4年~6年の三回受けました。
社会人として働きながらであれば、だいたい3~4回(年)が平均なのではないかと思います。

1回目は短答式不合格
2回目は短答式は合格し、論文で不合格
3回目に最終合格

みたいなイメージです。


たまに予備校のうたい文句で、「働きながら1年で予備試験合格」みたいなのがありますが、(少なくとも凡人は)不可能と思った方がいいです。
東大出身で自頭がとんでもなくいい人か、学生時代に法学部でがっつり法律の勉強をした人などであれば例外でしょうが‥


私は令和4年度の予備試験は、腕試しとして受けました。
公務員試験で憲法・行政法・民法は勉強していたので、予備試験・司法試験に向けて新たに商法・民訴法・刑法・刑訴法を勉強する必要があったのですが、予備校を使って勉強を始めたのが12月ころで、短答式試験まで約半年という状態だったのですべての科目を勉強する時間はなく、とりあえず公法系科目(憲法・行政法)と民事系科目(民法・商法・民訴法)について20点を目指す、という方針で臨みました。


このような戦略としたのは、予備校の個別面談で、
①どれくらい勉強して何点くらいとれるかという感覚を得る
②予備試験・司法試験はあくまで論文式試験が天王山であって、論文のコアとなる知識がない状態で、短答式でしか問われない細かい知識(いわゆる短答プロパー)の暗記に時間を割くよりも、その翌年度の予備試験合格に向けて論文の勉強を進めたほうが効率的
と教示されたからです。


当時は「その通りだな」、と思いましたが、今思えば、これは間違った戦略だと個人的には思っています。


なぜなら、予備試験は短答式試験に合格しなければそもそ論文式試験を受けることができず、予備試験においては「論文式試験を受ける」ということの意義がとても大きいからです。
なので、論文の勉強を差し置いても、全力で短答式試験の合格に向けて勉強すべきでした。
そもそも腕試しで受けるほど無駄な試験はなく、全力で勉強しないどころか、落ちても悔しさがありません。


予備試験界隈では、短答式試験は(最終合格する人にとっては)足きりでしかなく、受かって当然みたいな風潮が(当時は)若干ありましたが、そんなことはないです。合格率20%程度なので普通に難関試験です。


結局、私の令和4年の結果は、

憲法 14
行政法 10 
民法 18
商法 14
民事訴訟法 22
刑法 17
刑事訴訟法 8(ここまで各科目30点満点)
一般教養 9(60点満点)

の計112点(270点満点。合格ラインは159点以上)で、順位は8318位(13004人中)でした。


結果を見て、「まあこんなもんか。目標の20点に届かなかった科目が多いが、この程度の勉強でこれくらいの点数をとれるなら来年はいけるかな。」などという謎の自信がありました。

まあ、来年も痛い目を見ることになるのですが…