今の会社では出世する望みは全くありません。どんなに頑張っても、人よりも多く仕事しても、結局は出世するかどうかというのは上司の好みに左右されることが多いです。私はへつらうタイプではないですし、悪いことは改善するようにはっきり言います。私のような何を考えているか分からないうるさ型のアジア系男子は出世できないんです。となると、自分のやりやすい人を取り巻きにするのは人間の常ですから、どんなにアピールしても自分には全く望みはないことになります。また、いったんレッテルを貼られるとそれを覆すこともできません。つまり、会社での出世というのは、実力よりも人の好みが左右するという主観的な要素の方が大きいです。この背景から自分は今までの人生でここまでないほどの閉塞感を味わってきました…
じゃあ、転職すれば?と思うと思います。それもオプションの1つです。でも、フレキシブルな就業時間と夏の間は金曜日は半日という労働条件よりいいところはないですね。これがこの会社に居座る主な理由です。
じゃあ、どうして走ることが名誉欲につながるのか?…
簡単なことです…頑張れば頑張っただけの結果がでて、そこには主観的な要素は全く入り込む余地はありません。全てが自分の実力で左右されます。会社の地位というには一時的なもの…会社という組織体にいればちやほやされますが、いったん離れれば、例え大会社の社長でも数ヶ月経てばあの人は今…状態になります。つまり、それだけ薄っぺらい価値であり、有効期間は在任中だけという短期的なものです…
はっきり言ってアホですね、そんなことに自分の人生を費やすのは…投資対効果がめちゃめちゃ低すぎます。
でも、レースで結果を出せば、それは記録となり、自分の一生の財産になり、語り継がれます…
そう、ちょうど昨日のゲームのように…
昨日、地元のバスケットボールのチームが優勝しました…設立以来40年目の快挙です。今後、何年、何十年経っても彼らの功績は語り継がれるでしょう…
私がボストンを目指すのは、これ以上ないほどの名誉だからです。あとは、ある人を見返してやるためですね。
ある人とは…
うちの会社の副社長…
ハーフマラソンのトレーニングを始めた当初、彼に伝えました…そのとき彼は、完走した暁には社報に記事を書いてあげると約束してくれました…
私は逐一トレーニングの成果とかを彼に報告して、それを励みに頑張ってきたんですが、いざ完走してみると…
完ぺきに忘れてる…
その後も逐一報告していたにもかかわらず…
私がフルマラソンのトレーニングをしていること自体覚えてない…
上等だよ、おっさん…
だったら、誰にも文句言えないほどの大記録出してやるよ。
そう誓ったのもボストンを目指す理由です…
そのために試行錯誤しながら、トレーニング方法を研究し、また、自分自身もコーチの資格を取って自分を鍛え上げています。
絶対ボストンに行く…
その執念が自分を突き動かしています。