前の記事で書きました通り、うちの本家は長野です。でも、うちの祖父母はすでに東京だったので、あまりピンとこないですね。父は第二次大戦のときはやっぱり長野に疎開してたらしいです。
なんか祖父母のこと思ってたら思い出したんですが、4~5年前ですね…母が死にそうな急病で6年ぶりぐらいに日本に帰ったとき、父と押上に行ったんですよ。建設途中のスカイツリーを観にね。そのときはじめて知ったんですが、どうやら第二次大戦前、祖父母は押上に住んでいたらしいです。そこで、祖父はなんと…ケーキ職人でコーヒーショップもやっていたとか…父がだいたい店があった場所を教えてくれました。意外ですねぇ…戦前ですよ。ケーキ作ってたなんて…私は戦後の祖父しか知らないんですよ。
たぶん戦争の動乱の中、洋菓子のようなものを作ることができなかったんでしょうね。戦後は祖父の兄弟を手伝いながらネジを作り、独立して自分の工場を作ってました。従業員も5~6人いましたね。両方とも手先が器用な仕事なので、すぐに対応できたんだと思います。祖父母の家に遊びに行くと油まみれのイメージが大きかったので、ケーキは全然予想外でした。
でも、その反面、私はケーキは作れないけど、コーヒーを入れるのは結構好きですね。いや、半端ないくらいですよ。酸化したらダメですけど、そうじゃないコーヒーを最大限旨みを出すのが、私は得意みたいです。なんかね、説明できないんですけど…感覚の問題なんで…なんかね、コーヒーの豆見るとどうやってコーヒーを入れて欲しいのか、なんか豆の気持ちが分かるみたいな…変でしょ?職場は変われども、私の入れるコーヒーは一味違うと評判いいです。飲む人も私が入れたかどうかすぐに分かるみたいですよ。誰かが愛情がこもってるって言ってました。
父に祖父の話を聞いてから、これは血をひいているのかな、以前思いました。
そんな中、気になるのが、先日清澄にオープンしたブルーボトルコーヒーですね。どういうコンセプトで日本の清澄にオープンし、アメリカと比べどう違うのか気になります。
今度、いつ帰るのかな…