私はアメリカで働き始めて早17年になりますが、日本とアメリカを比較するといい面と悪い面がそれぞれあると思います。それでも私は日本の方が恵まれていると思います。なぜか…アメリカは決して自由主義の国ではありません。アメリカは白人至上主義の国です。日本でいくら差別を訴えても、アメリカの人種差別には到底及ばないと思います。確かにオバマ大統領のような白人以外の人が上に立つこともあります。オークランドやサンフランシスコの市長もアジア系です。でも、そんなのは稀なケースで、白人に富が集まるような社会になっているのです。白人以外の人種は白人のために働き、すべて白人の手柄になり、白人は白人のことを守ります。当然白人はどんどん出世し、出世と同時に富も手に入れるわけです。どんなに実力があってもどうにもならないやるせなさ…男女差別なんかとは比べものにならないくらいの屈辱です。
我々、非白人は常にこの環境下でアメリカ社会で働いています。
もし、今このブログを読んでいる人でアメリカ生活に夢を持っている人がいるようでしたら、悪いことは言わないので、日本で引き続き生活することを勧めます。遅かれ早かれ私と同じ思いをすると思うので…
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