先ほど仕事中去年の7月から停止状態にあるロスアンゼルス拠点の日系ラジオ Bridge USA ラジオのそのまさに最後の放送をインターネットを通じて聴いていたのですが、昨年当時開局16年目にあたるということでした。私がアメリカで働き始めたのは今から16年前になります。しかもその当時ロスアンゼルスに住んでいたので、開局して間もない時期からこのラジオを聴いていたんだなぁと感慨深いものがありました。その放送内で16年前はどうだったかという話があり、私もそう言えば同じ状況だったなぁと思いました。
私はその当時、日系の小さな会計事務所で働いていたのですが、クライアントは主に日本在住でした。ということは、日本に頻繁に連絡を取る必要があったのですが、16年前…今みたいにインターネットやEメールなんてものはまだまだ普及してません。そもそも会社で1人1台のコンピューターがあること自体あり得ないことでした。コンピューターはみんなで共有し、書類は手書きです。そんなアナログな世界では、便利な通信手段と重宝されたのはFAXです。想像つくかなぁ、今の子に…朝1番始めにやる仕事は、昨日送ったFAXの返答の紙を、まず件ごとに切る作業から始めます。切るのに定規は欠かせませんねぇ…また、ワープロ自体も珍しかったので、タイプライターですね、使ったのは…これって私のところに限らず、先ほどのラジオ局もほぼ同様の経験をその当時していたみたいです。
そのときと比べると今はだいぶ便利になったと思います。でも便利になった反面、人間関係が希薄になりましたよねぇ…
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