ソーシャルゲームの実態 | HIDE

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アメリカ サンフランシスコ在住。ベースボールとサッカー好き。誰が何と言おうとOakland A'sとSan Jose Earthquakesの大ファン。趣味:走ること、自転車、美味しいものを食べること。特にラーメンが大好き。乙女座B型。やはりちょっと変わっている....らしい。

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さて、昨日書こうとしたソーシャルゲームについてですが、ジンガって会社知ってますか?ジンガで分からなかったらFarmvilleの会社と言えば分かるかな?その会社が四半期で赤字を出したので、めちゃくちゃ株価が暴落したんですよ。まぁ、それをどう受け止めるかは人それぞれですが、私は全くの想定内でした。なぜか…

ソーシャルゲームの大手は数年前にスポーツゲームで有名なEAに買収されたPlayFishと上記のZyngaです。私はすでにソーシャルゲームの世界から足を洗いましたが、一度プレーしてみると分かると思います。もう、この世界がどれだけどろどろしていて、違法行為がまかり通っているか。

もう大小のソーシャルゲームの会社に係わらず、1つの会社が1つのゲームを開発すると、他の会社がもう次から次へとほとんど同じ内容のゲームがいたるところに登場してきます。ユーザーサイドから見るとこれってかなり著作権侵害じゃない?といつも思っていました。もう完全な無法地帯です。つまりオリジナリティが全くなく正当な方法でビジネスが出来ない以上、ソーシャルゲームの開発会社に未来はないのです。ですので、Zyngaの赤字決算や株価暴落は予想通りでした。

じゃあ、なぜPlayFishはEAに買収されたのか…これはあくまで私の私見ですが、ソーシャルゲーム業界の中ではPlayFishが唯一オリジナリティがあったのではないかと思います。Pet SocietyやRestaurant Cityなどのコンセプトはここが1番はじめに手掛けたのではないでしょうか。それをZyngaも含め他の会社がマネをしたんですよね。

アメーバにゲームがあるのは知っていますよ。これもちょっと見ましたが…なんかアメリカのゲームそっくりですね。3つぐらいのゲームの特徴を1つにまとめたような感じですし、もうそういうことはアメリカだけでなく中国系の開発会社でもすでにやってますからね。オリジナリティが全くありません。

アメーバは今のうちにソーシャルゲームから撤退した方がいいですよ、ホントに。それこそ著作権侵害で訴えられた日には会社本体がボロボロになるかもしれません。もちろん、資金力に余力があれば別ですが…余力ある?



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