これは別にアメリカに限ったことではないですが、社会に出るといろんな人がいるもので、よく目にするのがタイトルの人たちです。
同僚からの急なリクエストで仕事を中断してまでそのリクエストをしてメールで資料を送ったにもかかわらず、ありがとうも言わないだけでなく、受け取ったかどうかも伝えなかったり、もっとひどいケースでは同僚があたかもその仕事をやったかのような態度を取る人もいたりします。あなたの会社でも思い当たる人はいませんか? えっ?あなたがそうですか? 論外です(笑)。同僚にリクエストしたとき、私は必ず礼状をメールで送ります。これは相手に感謝の気持ちを伝えると同時に資料を受け取ったという確認のメールになります。また、必要以上に時間を取らせてしまったときは、その頑張りと感謝の気持ちを直属の上司にも必ず伝えるようにしてます。
また私の自論ですが、人の上に立つ人とはトレーニングによって身につけるものではなく、天性に備わっているものだと思います。じゃあ、努力は報われないのかと思うと思いますが、まさにその通りです。報われません。仮にトレーニング通り身につけたとしても、人の性根というのは変わるものではありません。結局、上辺だけの行動になると思います。では、そんなに難しいのかと思うかもしれませんが、私はそうではないと思います。これも私の自論ですが、基本は3つです。
1. 心が読める。
2. ほめる
3. 守る
この3つです。
1つ目の心が読めるですが、自分のすべての感覚を駆使し部下がどういう状況なのか理解できるかということです。全ての感覚と言ったのは、視覚だけで判断してほしくないからです。例えば聴覚からでも部下の状況は分かります。人それぞれ必ずくせというものがあります。キーボードをたたく音、歩く音などそれぞれくせがあります。それがいつもと違うとき、そっと気にかけてあげられるかどうかが上司として大切な資質の一つです。
2つ目ですが、一生懸命働いたり、無理な仕事をいつもしてくれることを当たり前だと思わず、ほめること、認識してあげることができるかです。以前のブログでも書きましたが(2月14日 私にとってのバレンタインデー 参照)、人は誰でも認識してもらいたい、認めてもらいたいと思うのが常です。部下の頑張りに対し、真剣に受け止めることができるかどうか、それが上司のもう一つの資質です。
3つ目の守るですが、言わずとしれた事ですね。例え自分が犠牲になっても、自分の部下を守ることができるかどうか。これがもう一つの資質です。
この3つを読んで、もし、そんなの理想だよと思うようでしたら、残念ながら、その時点で人の上に立つ資質はないです。なぜなら、人の上に立つということはそれだけ責任のあることですし、この程度のことを真剣に受け止められないようでしたら部下と真剣に向き合っているとは考え難いからです。
人の気持ちとはキャッチボールみたいなものです。うれしい気持ちを投げればうれしい気持ちが帰ってきますし、怒る気持ちを投げれば怒る気持ちが帰ってきます。さて、あなたはどういうボールを投げることができるでしょうか…
以上、私の経験で述べました。私も10人以上の部下がいた時期もあったんですよ(笑)。
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